七夕様について
先日、会社でセミナーがありました。題名は、七夕様についてでした。七夕は、元々中国から渡来した行事。5式の短冊=赤、青、黄色、白、黒(紫)5つの色の短冊です。七夕飾りの代表格は、短冊で、日本で「たなばた」行事が始まった頃は、(奈良時代に中国から伝わって来た)紙ではなく、糸で飾っていたそうです。紙は、今と違って庶民にはなかなか手に入らなかった。この5色の糸飾りが短冊となって歌詞に残っている。七夕(様)の歌1笹の葉さらさら のきば(軒端)にゆれる お星さまきらきら 金、銀、(きんぎん)砂子(すなご)25色の短冊(たんざく) わたしがかいた お星さまきらきら 空から見てる 作詞作曲 日本の方金銀砂子=黄金や小判を星がきらめく様に喩えて夜空を見上げている様子。きらきらと輝く星の全てを、金、銀、砂が出てくるのは、天の川の周りを砂が埋め尽くしているイメージできらきらと輝く星の全て、金銀砂子と見立てているんでしょうね。夜空や星にはロマンがあります。この5色は、中国の陰陽道から生まれた「5行説」に由来している。自然界に関係する。森、林、火(陽)、土地、金属、海(水)(陰)を、色で表したものが「青」「赤」「黄」「白」「黒」です。それぞれ、青は木々緑「木行」赤は炎、太陽の「火行」黄は大地(地球)の「土行」白は土中ある鉱物や資源「金行」黒は命を司る水(海、川、雨)の「水行」を表している。人として、持っていたい色の5色を5徳(ごとく)とも表している。ただ飾りに、黒を使う事が無くなり代わりに高貴な色、最上の色(冠位など)の「紫」を加える様になりました。ただし、従来の黒を入れている地域もあります。貴族や高貴な方の風習の際には、「絹の糸」が使われており、漢詩や絵画を飾り、演奏なども行われていた。七夕がだんだん庶民の風習になり始めた頃には、やっと手に入れ始めた紙の短冊になっていました。俳句や和歌を書いていたものが、いつしか願い事を書くようになった。庶民は願い事が、たくさんありますからね。彦星と織姫が、1年に1度会える日。ロマンチックです!二人が会える事と、私の願いが叶うよう大きな声で七夕の歌を歌いながら、夜空に向かって祈ります。by、GOOgle 検索よりより分かりやすく載せてみました。