ヒモいらず　亭主いらず

私は人んちに行くと本棚をみてしまう。

本棚には、個がある　趣味も　性格も…

その人の人格が見え隠れしている。

まずは私が施術である。

少し早めに行って本を読むことに

腰痛関連が場所柄として多い

その中に彼の人の書籍が

特に触れずにおきましょう。

普通じゃん！

この後　夫が私の後であるが

時間差が１時間３０分ある。

どうも１時間施術して残りの時間を

仕上がり確認と休憩にあてている模様

特に怪しげな物品販売はされていません。

簡素とも言える室内

ベットが４つ並んで

先生と女性の二人が施術を行っている。

棚には木槌が多数

 女性も整体を行うらしく

木槌で患部を打っている。

室内には患者と先生の世間話

室内音楽はヒーリングっぽいけど

世間話のボリュームの方が大きい

普通じゃん！

なんら接骨院などと変わりはない。

女性の整体士に

氏名・住所・電話を紙に書くように指示される。

付け加え

既往症・現在の状況（どこが痛むのかなど）

書き終えて呼ばれるまで　しばし待つ

「はい！じゃあタコさん　こっちへどうぞ」

休憩が終わった先生がベットを指さす

既往症や痛む所を申告した紙を

見ながら問診が始まる。

「じゃ仰向けになって」

素直に仰向けになる私

先生は角度を変えながら私のベットの周りを

回ってる。

見えるのか？

私の上に　もう一体の私？

この間　タコがガマとなり

脂汗が、たら～り

って感じでした。

痛いわけでも痒いわけでもない

普通じゃ！

「骨盤が歪んでます。膝も

こっちを押すと痛いでしょ？」

と言って　私の左の骨盤の辺りを押す

（イテテ）

今度は右の同じ辺り

（……）

今度は骨盤を両手で押して

「骨盤が右利きだね」

初耳である！

骨盤に右利き左利きがあるのか？

利き足ってことかしら？

今度は子宮を押して

「子宮の左が腫れていますね」

気付かなかった！

体調が　いまひとつなのは

またココからだったのか…

「膝　痛くないの？」

再び左右対称に膝を押す

電気が流れた様な痛みが右膝に走る

確かに階段を上る時に

痛みを感じていた。

先生は確認するかのように

独り言のように喋り

今度は頭の方に回って

耳の後ろの骨を押して

「あなたは本当は左利きですね

今は右利きでしょ？

直されてますね」

これは初耳！

「だから字が汚いのかしら？」

先生が笑った。

たこ！つかみはＯＫ！

（ココまで来て何をやってる私！( -_-)

和んだところで施術が始まる。

再び隣のおばあさんが先生にキーを振って

世間話が始まる。

タコは、俯せでマッサージベットの穴に

顔がハマってるので

静かにしていた。

（この顔を下からアングルで見られたらイヤだわ！）

手順は肩のマッサージから始まり

弛緩したところを木槌で打つ

当然　骨盤をバンバカ打たれる。

再びマッサージ

どうも悪血（おけつ）らしい経絡の流れだった。

マッサージの最中に

ワザが、かかり何カ所かの骨が鳴らされた。

マッサージで弛緩しているので

ビックリする様な痛さはなく施術は進んでいく

最後にキメワザだろうか？

間接の各所を今まで経験ないほどに

ポキポキ　パキパキ鳴らされる。

再び　上半身に回って

手をサンドイッチのパンの如く

頭部あたりで触れないで挟むように

気を送っている模様

肩→手のひら

肩・頭部と各所と進んでいって

人の手の温度は感じるけど

特に他は感じない

間接を曲げて仕上がり確認で終わった。

現在の状況

相変わらずダルさや重さは抜けていない

今日に至っては、軽い頭痛を感じる。

ハリにしても　そうですが

終わった後は、視界が明るい！と思えるほど爽快だけど

夜になるとダルさや微熱が出ます。

3～7日はダルさや重さを感じてますが

過ぎると快適になる。

このダルさが抜ける10/2に再び受診予定

でも私は見てしまった。

待合室に張られた料金表

初診；5500円

整体治療；5250円

心霊療法；5250円

普通か？

今度は、夫編につづく