ヒモいらず　亭主いらず

先祖に手を合わせる。

自分が今ある幸せに感謝して

大好きな家族

大事な家族

墓参りに行けば

気持ちの上でも清々しくなる。

日曜に無事　夫の父親の３回忌が終わった。

精進落としの席で母親が

「おばあちゃんが言っていた墓参りに行った？」

と話しかけてきた。

場所が判らないので

事前に夫の母親に場所の確認をとったので

心配で聞いてきたのだ。

死して尚 （行った様子はコチラから）

「アンタは？」と母が夫に聞く

「オレは仕事だったから行かないよ」

母親は何気に安心した顔をした。

夫は父親似である。

父親・夫・娘モジャ子

遺伝子ってヤツは見事に受け継がれ

同じ顔

私の中では、この人たちと同じくくりの顔

夫の妹は、この墓参りに賛成ではなかったらしい

夫の父親が、彼の墓参り後病状が

悪化したことが気になっていた様だ。

確かに無縁寸前の墓である。

参る人もない。

そんな墓に呼ばれたのかも…？

妹は同じ顔の兄が参って

父親と同じに連れて逝かれたら…と

危惧していたのである。

ちょっと因果関係がややこしいけど

父親の父（夫の祖父）は、あの墓に入らなかった。

帰ることを待ち望んだ曾祖母が

息子恋しさに

顔の似た父親（孫にあたる）を引き寄せたのかも？

父親の顔・夫の顔・モジャ子の顔

どうも全て　あっちの血筋の顔らしい

思わぬ落とし穴だったなぁ

良かれのつもりの祖母孝行の墓参りであったが

連れて逝かれては元も子もない。

以後　あそこは禁じ手にしましょう。

生前　夫の父親は信心深く

病む前から大きなお寺の法話や座禅会

遠縁の法事や供養をしてきた。

金額もバカにはならない。

お寺としては徳の高い人である。

死後　その余波が母を見舞う！

「お宅の御主人は信心深く

足繁く墓参りをしてくれた

お経を上げてあげるから位牌を持ってきなさい。」

（遺骨を安置したのとは違うお寺）

「ご先祖（遠縁）の年忌がたまっているので

やったほうがいい」

これって人の負につけこんだ

金くれ！って言う

オファーだよね？

母親は怒り心頭であった。

純粋に先祖を思って手を合わせることは

間違ってはいないと思うけど

なんか変だぞ！

徳の高い人！の

「徳」って

お寺の「お得」か？

追記

ナイトさんから「得」は「徳」のご指摘頂きました。

やっぱダメだな短卒