ヒモいらず　亭主いらず

風邪が流行り出しましたね

インフルの声もちらほら聞き始め

マスク姿も多く見受けます。

ご多分に漏れず

我が家にも風邪が入りました。

先行を切ったのは長男　続いて次男

娘は扁桃腺で熱慣れしていて

引いていますが元気です。

長男が治りかかりにムリして登校して

引きなおす

子供が多いので　このサイクルが

２週間近く続くこともある。

うま蔵は引いていませんが

体調は不調なので

居間は誰かが転がっている状態だった先週

家事しながら子供の様を見ている私

「次男　ソバ作ってぇ」熱でヨレた長男が嘆願する。

えっ？次男？不調の私を気遣って

私には頼まず治った次男にソバを頼んだ長男

「うん！いいよぉ」

次男は事もなげに受けた。

正直　驚いた。

彼は小学校５年生　確かにボチボチ出来る年齢

しかし彼はアスペルガー症候群なのである。

人の目には引っ込み思案で

気が小さく　大人しく映る

環境の変化に弱く

窮地に立つと全ての感情を閉鎖する。

真面目・律儀・勤勉・勤労ながら

残念ながらアスペが持ち合わせる特性の

ＩＱの高さがない。

私の子の中では　「拙く歯がゆい」を醸す存在です。

覚束ない手つきで私から指南を仰ぐ次男

本心言えばハラハラドキドキの私

でも自分から受けた仕事何とか敢遂させてあげたい。

婆蔵さんが知ったかぶって　しゃしゃり出て

「料理が出来ない人は

無暗に人に指南しない！」

と私に一蹴される場面もありましたが

無事に一人で茹で上げ

麺つゆも作った。

いつも多動性注意欠陥（ＡＤＨＤ）の長男

ディスレクシア（難読症）の長女の中で

薄い存在の彼だが

甲斐甲斐しく自発で兄に布団を掛ける様

私に「何か手伝うことない？」と聞いてきたり

拙いながらに家族を助ける気持ちを

垣間見て

少しうれしくなった　母　うま蔵です。