ヒモいらず　亭主いらず

「今日は雨みたいですねぇ

少し冷えますね」

何よりも無難な　お天気から始まる会話

「おい！新茶持ってきたぞ！

どれ！オレが入れてやる！」

茶処で　さる高貴なお方に献上するエリアのジジ

張りきってお茶くみ運転士の「くすんだ紅」を

袖にして自分で新茶を入れ出した。

湯呑にお湯を入れ温度を下げて

新茶の入った急須に注ぎ入れて

急須の最後の１滴まで注ぎ入れてくれた。

無骨ながら繊細に入れたお茶

参考画像

着色のために粉茶をまぶしたニセ茶とは違い

色は薄いが新茶の香気がのぼる。

１杯目は渋く

２杯目は甘く

誰もが満足げに無言のまま

新茶の香りと渋みを味わう

雨止みに見える雲かぶりの富士を眺め

新緑の木立の中で味わう新茶は格別でした。

今日の富士は雲かぶりでした。

運行が終わり

ジジを待っていた　うま蔵

帰ってきたジジと一服しながら

世間話など

「今ね　浜にイワシが上がっているよ

今から見に行こうかと思って

一緒に行ってみるかい？」

「お供します」

父親年齢のジジと浜を一緒に歩く

波打ち際にポツリ　ポツリと

イワシがあがってハネている。

拾うと　名の如く

もろくウロコがとれて指先で虹色に輝く

ふたりで早足に歩き　とある観光名所まできてしまった。

量は少なく７匹でしたが

晩の肴に酢でしめて食べようかな

シメました。 posted by (C)丙谷　うま蔵

週末の仕事終わりに

満足げに帰路につき

待っていたかのように

娘にもらったランチョンマット

労られています posted by (C)丙谷　うま蔵

高齢の母だからでしょうか　ｆ－－；

大丈夫！母さんは丈夫で長持ちなので！

うっかりにも逝ったら

考えたくない人が教育することになりますから

寝ぐせかしらｆ－－； posted by (C)丙谷　うま蔵

そう！ママはステキなホスト顔！

浜辺を1時間歩きまくった疲れが

飛んでいく嬉しさです。