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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:忘れられない人々
「ずっと前から学校をやるのが夢だったんです。」
夢を語った。去年の8月15日のことだった。フィリピン、セブの海沿いにある学校でスタッフ全員の前でのことだった。 実は、1984年の新聞の切り抜きをいつも離さず持っている。65歳で、私財を投げ打ってアフリカのケニアに、日本人を対象としたスワヒリ語の学校を設立した星野芳樹さんのことを書いた記事だ。その記事の当時は75歳になられていた。あの東条内閣で国務相だった星野直樹の弟さんだ。この記事に大いに刺激を受けてきていた。 スタッフの前で、この星野さんの話をした。自分でも、目が潤んでくるのがわかった。フィリピン人のスタッフも、みんなしっかり聞いていてくれた。だが、この学校は続けることができなかった。シャボン玉のように、夢があっという間に弾け飛んでしまった。 今年、その夢を繋ぎ直して再出発することにした。間もなく、その新しい学校が始まろうとしている。セコンドチャンスを実現させてくれた最高のスタッフ、支えてくれた家族、皆に感謝。 ところで、星野さんは80歳近くまで学校をやられたようだ。私は、まだ始まったばかり。来月の61歳の誕生日は、学校のスタッフがお祝いしてくれるという。 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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