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テーマ:楽天写真館(356056)
カテゴリ:タコ サラリーマン期
「タコ、いい体してるな!」
東京は大根で有名だった練馬の練馬中学2年の身体検査で、3年生の担任の安井先生からそういわれた。 同様の発言を、その後の人生で男女を問わず2度ほど言われたことがあったが、それも昔の話でいつのことか思い出せないくらいではある。男性ストリップとかで職を得るなら別だが、さして人生に付加価値を付けてくれるような実態を伴っているような発言ではないような気もする。 「すみません、付けちゃいました。」 西武池袋店でちょっと前に買ったばかりの白の半そでシャツの左乳下あたりに大きなキスマークを付けられてしまった。新入社員の年のことだった。吉祥寺の場末の飲み屋での話とかではない。満員電車で揺れた瞬間、いい体(?)で上背があった私は、やや背の低い女性にその位置にしっかりと目立つ真っ赤なキスマークを付けられてしまったのだ。すみませんと言われても済んでしまったことでどうしようもない。池袋で電車を降りて、地下鉄丸の内線で国会議事前、そして溜池にある会社まで行く間、カバンを不自然に持ちながら、うつむき加減で足早に歩いた。 「しょうがないわねタコさん、私がキスマークの所を縫ってあげるから会議室に来て!」配属になっていた運輸部の先輩女子社員の畠山さんが親切にそう言ってくれた。 「早く脱いでよ!」 一回りくらい年上の畠山さんに臆面もなくそう言われ、反射的に「はい」と言って素直に脱いで、キスマーク部分を縫合していただいた。畠山さんに、「いい体しているわね」と言われたかどうかは全く記憶にないが、ただ借りてきた猫のように縮こまっていたことだけは覚えている。 因みに、縫合していただいたのはよかったのだが、今度は逆に妙に目立ってしまい継ぎはぎ縫合極貧サラリーマンのような一日になってしまった。 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年07月12日 21時34分44秒
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