|
カテゴリ:問題提起
不思議に思うことがある。学校には視聴覚教室とかがあって、どうして臭覚教室とか触覚教室とかがなかったのだろうかと。味覚に関しては、家庭科である程度 はやってはいたが、この二つに関してはなかった。五感といわれて平等に扱われているようだが、実際にはこうして差別されていたようだ。
「お母さん、今日、臭覚の授業で秋田の漬物と、京都の漬物を嗅ぐ授業があったんだけど、やっぱり京都の漬物って上品に匂うんだよね。」「そうかい、いい授業だったね。でも、お母さんはやっぱり東北人だから。」臭覚教室とかがあったら、こんな会話が納豆などをかき回しながら、夕げの食卓で行き交っていた筈だ。 母愛用の「桃の花」と、母と同じ年のマリリン・モンローご愛用の「シャネルの五番」とかの臭覚教室では、部屋中がむせかえるくらい楽しそうだ。因みに、日本人は香水の匂いとタバコの匂いに晒されると思考能力が落ちるというデータがあるらしい。全く他意はないのだが、私の場合は香水は六本木あたりの現場検証でこのデータの正しさが証明されている。 触覚教室、なんてものがあったらどうだっただろう。「今日は、電気を暗くして、触覚だけで45分授業です。みなさん、想像力をたくましく磨きましょう。」とか先生が言い出す。私なんか、このためだけに学校に通ってもいいように思えて来てしまう授業になっていたことだろう。コンニャクとクラゲの触感の違いとか面白そうだ。因みに私は、自慢じゃないが高校1年の夏休みに近くの珍味工場で、来る日も来る日もクラゲを洗っていたことがある。アポロ11号が月面着陸したときにもクラゲを洗っていた。こんな授業があったら、もしかしたら、ヒキコモリなんていう現象も起こらなかったかもしれない。 臭覚教室と触覚教室があったら、きっと世の中変少しは変わっていただろうと思う。この二つが磨かれていたら、人生それ自体ももっと豊かになっていたのではないだろうか。 今晩は、ジャワカレーにキムチ、デザートは小豆寒天とかを思い浮かべたいような気にもなってくる。 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年07月31日 09時25分53秒
コメント(0) | コメントを書く
[問題提起] カテゴリの最新記事
|