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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:忘れられない人々
セブからメルボルンに戻った。
「私の誕生日1月なの、香水お願いね。」 「2月はバレンタインデーね。」 「チョコレート沢山、忘れないでね。」 フィリピンセブで良く行く近所のBBQ屋の店員、オバサン、日本レストランのウエートレス、高級イタリアンレストランのウエートレス、、、、どこへ行ってもちょっと会話があると、お土産の話になる。初めて行った店でよく知らない人にでもおねだりされる。オーストラリアや日本の店では経験したことがない。何なのだろう、これは挨拶代りか、100人に言えばそのうち1人くらいは買ってきてくれる、といった類の常套句か。私が、日本人のバカでかい女性だったとしたら、男性スタッフからそう言われるのだろうか。いろいろと思いめぐらしてしまう。 「中国人のビジネスーパートナーとインテリアデザインの仕事をしているの。ほとんどの高級ホテルのクリスマスデコレーションは私がやったのよ。」 ゲイのフィリピン人男性が誇らしげにそう言う。何人かでホテルで会食した時の話。彼は、フィリピン人の30代の大成功者。自分の話しかしないのが気にはなったが。会食が終わって会計になると、この人全く支払おうとしない。その素振りさえ見せない。あれだけ大きなことを自慢していた人だったが。別れ際に、「Thank you my friend !」だと。You aren’t my friend. と言い返したかったが。 「日本人は、限度のないATMマシーンと思われています。」 長いことセブにお住いの日本人の方が依然言われていた。たまたま、私が出会った人がそうだったのかも知れない。到底、一般化はできない話なのだろうが。 どうこう言いながらも、私は次回のセブ入りには香水はさて置き、チョコレートは山ほど買っていくことにはなるだろう。サラリーマン時代、銀座のバーのホステスさんに「タコさん、香港行ったらお土産ね。」何て言われて鼻の下を長くした経験とはちょっと違ったものであろうが。ホステスさんたちは、間違いなく私より金持ちだったろうし。 全てはご愛嬌の内であれば、オランダ系の連れ合いにもそれほど怒られることもないとは思っている。 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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