＝ぽちゃんまちゃ＝in incheon

ツボを習いに行って、なんだかいろいろ買わされて帰ってくる・・。先生は勧め方が上手で、おばちゃんたちは聞いている間に、一人また一人と買わされ、なんだか催眠商法のようだ。と思っていたら、お餅を習いに行っているところでも同じだった。

まずはツボを習いに行って・・。昨日も先生は買って下さいといったものとは別のものを持ってきていた。これも買えっていうんじゃないだろうなぁと思っていたら、案の定・・。一つは小さいテープに針がついたもので、韓医院で針を刺すところに、刺してしばらくおいておけると言うもの。必要な人だけといっていたものの、その便利性をアピールする。そして実験台になったおばちゃんは、そのまま空けたパックを買うことに。１パックに５０個だったか入ってて、３０００ウォン。おばちゃん、針を打たれている間に、気づいたらお買い上げ（笑）。そして、もう一つは直径５ミリくらいの円盤に６個突起がついていて、テープで手のつぼに張って治療をするもの。痛くないから、針の怖い人にお勧め。最初の針がついたのは体に張るもので、これは手のつぼに張るもの。話を聞いているうちに、さぁ貼ってみましょう、みたいな流れになり、私も気づいたらテープと共に購入（苦）。１００個入りとテープで５０００ウォン・・。結局買わされたけれど、最初に紹介したのが１回きりなのに比べて、これはいつでも使えるし、オッパは痛いのが嫌いなので、まぁ、よしとしよう。

そして餅を習いに行くと、来週作る餅はシルトクといって、下に穴の開いた植木鉢のようなものを水を張った鍋に重ねて蒸して作るもの。その植木鉢のようなものが無くても、出来ないことは無いのだけれど、やっぱり味が違うらしい。その鉢が市場では１５０００ウォンなのだけれど、そこでは１００００ウォンで売ってくれるらしい。そしてさらに、下についてる鍋も合わせて作っているので買うといいと・・。鍋は２８０００ウォンだったのが２００００ウォン。あぁなんだか、足元を見られてる。安くして売っているのだと、こんなもので儲けるつもりは無いのだからと・・。とはいっても生徒４０人が買えばある程度の儲けが出るはず。なんて考えるのは私だけ？授業中にも餅だけ勉強するだけではなく、他の講座も一緒に受ければ、資格が取れるし、為になると・・。他の授業を次学期は一緒にとるようにとのお勧め。ひいてるのは私だけなんだろうか？

韓国ではこうやって、授業中にコースのお勧めがあったり、商品の紹介があったり、積極的なセールスがある。日本だったら、ちょっと引け目を感じてしまうと言うか、最初に言われたもの以外のものを勧められると、講師に対して冷たい目がいったりするけれど、韓国では普通のよう。最初は引いてた私もなんだか文化の違いだと思うことにした。日本ではおせっかいに映る好意も韓国では情の表れ。そんな情からくるセールスなんだろうなぁと思うんだけれど、なんだか腑に落ちない。日本でこんな講座だったら、あんまり行きたくなくなってしまうけれど、他の韓国人はどう感じてるんだろう・・。やっぱりお金儲けのためのセールスなんだろうか・・。来週は何を買わされるんだろうかとドキドキ。あの植木鉢みたいなのも買わなくちゃいけないかなぁ・・。