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カテゴリ:日記
先週の日曜、母が日本から来た。もう1週間、時間が過ぎるのは早い。今回の滞在は2日間だったので、出来るだけコンパクトに、でも内容たっぷりにしてみた。
到着は日曜の夕方だったので、とりあえず晩ご飯を食べに・・。何を食べるか悩んだ挙句、ポッサムにした。近くにチェーン店もあったのでさっそく行き、とりあえず乾杯。私もお店でポッサムを食べるのは2回目なので、かなり嬉しかった。オッパが母には辛いんじゃないかと心配してたキムチの辛さも大丈夫だったようで、一緒に出たナクチポックム(蛸のコチュジャン炒め?)もおいしく食べた。あと豚肉と一緒にアヒルの肉も一緒に出る盛り合わせにしたので、なかなかよかった。やっぱりポッサムはお店で食べるに限る。その後、なんだか気分のいいオッパの提案でカラオケに(笑)。古い歌もあったので母も歌って、オッパはなんだかものすごく気分がよかったようで(ストレスが溜まってたから?)、沢山歌い、かなり楽しんだ。お店のおじちゃんがせっかく日本から来たのだからと少しサービスしてくれ、15分くらい多めに歌えたし。初日からなんだか盛りだくさんだった。 次の日は朝早く起きて、板門店へ。バスと電車を乗り継いでロッテホテルの2回で集合して出発。人数が少なかったからか、英語圏のお客さんも一緒で、ちょっと説明がバタバタしてたけど、なかなか良いツアーだった。北から亡命して来た人が同乗していて、統一展望台で説明してくれたりして、ものすごい実感わいたし、その後の板門店では指差すと撃たれるかもしれないとか、2列で歩かなくちゃいけなかったり、結構緊張したけど、会議場に入ってしまえば、軍人さんと写真撮ったりして、結構な観光気分(笑)。会議場の中で北朝鮮側に行けたので、これも良い体験でした。ほんと、コンクリートのちょっとした段差が国境で、こんな簡単なもので南北に分けられてしまってることに(他のところは木のくいだったり、看板だったり)不思議な感覚を覚えました。この日は特に大きな行事もなかったので北の軍人さんも1人だったし(でも後ろの建物とかにいて、こっちを見てはいるらしい。警備は南北35人ずつ70人)、もちろん何かあったらと思う緊張感はあったけれど、思ったより静かで驚きました。会議室に行く前に説明があって何があっても文句は良いませんみたいな書類にサインするんだけど、鉛筆なんだよね(笑)いいのかな、こんな重要な書類、鉛筆で・・。しかもツアーが無事終わると返してくれる。 そう、北の亡命者の写真は撮影禁止。インターネットに載ったりしてしまうと、残ってる家族が危険になるからだとか。彼女は去年の12月に亡命してきてらしいのだけれどそれまでの7ヶ月は中国の収容所にいたらしく、ものすごく苦労したとか。なんだか長くなるので詳しいことは別日記に書きます。 板門店もツアーの最後はお土産やさん(笑)。ここ、緊張の南北国境だよね?みたいな疑問もあったけれど、ま、とりあえず連れて行かれるまま行きました。そして、いわゆる集団写真。きっと日本人くらいなんだよね、こんな風にして写真が売れるのって。一緒の外人はそんな写真一つも撮ってなかったから。写真2枚にあと板門店の北の建物をバックに合成した(笑)写真1枚、それから説明の本2冊セットで24000ウォン!!ま、記念だからね。ホントか知らないけど南に住んでる脱北者を助けるのに使われるらしい。丁寧にもサインした契約書を挟むところまでついてる。まあ、写真うつりはよかったので(私たち以外は知らない人ばかりだったけど)1セット買うことにした。 帰ってきて、ミョンドンのメトロホテルにチェックインしてから、今度はマッサージを受けに。近くのマッサージショップに予約を入れておいて行ったのだけれど、店員さん日本語がうまい。でも私がこっちに住んでるのを聞いて、頭のマッサージをサービスしてくれることに。1時間と少しの足のマッサージは足を洗うところから始まって、足の裏のマッサージとか太ももから下の簡単なマッサージとか、毒素を抜いてくれるパックに、エアーマッサージ、後、足と手のパラフィンパックまで盛りだくさんで6万ウォン。ま、ちょっと高いけど、特別だから。私の担当は男の人で、足洗ってくれるところからだからちょっとドキドキしたり(笑)、無駄毛処理とかしてない足をマッサージしてもらってなんだかちょっと恥ずかしかったり・・。パラフィンパックなんか1人に3人くらいでやってくれて(他にお客がいなかったからかなぁ)至れり尽くせり。手も足もすべすべで、足なんか自分のじゃないみたいに軽くなって、母と二人ご機嫌で夜のミョンドンへ。マッサージのお店で教えてもらったソルロンタンのお店で夕食を食べて、ちょっと散歩して、ホテルでぐっすり寝ました。ホテルの9階にカラオケがあったらしく、11時ごろまでうるさかったけど、部屋自体はとってもよかった。 次の日は朝、近くでおかゆを食べて、チャンドックンでツアーに参加。日本語のツアーでなく、限定開放のナクソンジェという、少し地味な方のツアー。韓国語でのツアーだから、どうかと思ったけど、なかなかよかった。ここは韓国の皇族と結婚した、方子さんという日本人女性が死ぬまで住んでいたところ。実はその息子さんが3年前東京で亡くなって、私たちが行った日はなんとその人のチェサ(法事)。なので、高級車が並んでるわ、独特の衣装を着てる人はいるわで、すごかった。でも行った時は終わったところだったので、見ている時に、残りのお餅菓子なんかをくれて、ちょっとした良い思い出になった。それにしても、こういうツアーに参加すると、日本がここで何をしたかを知って胸が痛くなる。 この日もスポーツマッサージの予約があったので、インサドンを抜けて、東大門へ。お昼はインサドンにある古宮でビビンパpを食べた。やっぱり1万ウォンも払うとおかずもおいしいちゃんとしたものが出てくる。東大門で、洋服を見て、ミリオレ14階のスポーツマッサージへ。ここは日本人も来るけど、地元の人が多いので、そんなにサービス感というか、ニコニコ笑顔みたいなのは期待できない。でも、とっても気持ちよくて(ちょっと痛かったけど)、これまたいい1時間でした。そしてチョンゲチョンを一駅分歩いて電車に乗り家へ。晩ご飯は家でタッカルビ。知り合いの韓国人オンニがお母さんが来たら食べなさいと、冷凍の味付けされたタッカルビをくれてたので、一緒にもらったキムチと一緒に、食べました。 2日間じゃないくらい、結構充実してた今回。私もなんだか楽しみました。いつかお金稼いだら、あそこのマッサージに毎週行きたい(笑)。ちょっと高いけど、また誰か来たら行こうっと。行ったところのアドレスを、別日記に書きます。もう1ヶ月もすれば今度は私が日本に行く番。行くまでにもう少し痩せないと・・。最近、1日一回階段で15階まで上がってます(家は6階)。痩せられるかな・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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