つれづれなるままに

　行ってきましたよ!!!
　
　おかあさんといっしょファミリーコンサートに!!
　
　チケットなんて、田舎の佐世保だしきっと当たるよと思って余裕でいたら、見事落選。慌

ててインターネットで調べると、ファミリーコンサートのチケットはいつもすごい争奪戦で

手にはいるのは至難の業だとか。追っかけもいるらしく、後はチケットを手に入れるのはオ

ークションしかないとのこと。早速、Yahoo!のオークションを見てみると、たくさんチケッ

トが売りに出ていた。営利目的の転売は禁止と書いてあったのに、こんなに堂々としてるじ

ゃないかと頭に来たが、人間の心理でここでばかばかしいと熱が冷め

る人と、どうしてもチケットが欲しいと燃える人とたぶん２通りあると思うが、私は後者だ

った。ダンナ、母ちゃん、弟からバカにされながらなんとかオークションで競り落とした。

　そんな苦労して手に入れたチケットだから、すごく楽しみだった。『ノンよりアンタが行

きたいっじゃなかとや?』とダンナからものすごく鋭いツッコミがあったが、きっとそうだろ

う。体操のお兄さんのファンなので、近くで見てみたいという気持ちはすごくあった。

　１０時開場で１０時半過ぎにアルカス佐世保に着いた。アルカス佐世保付近は県外ナンバ

ーが多く、ダンナと『やっば人気だねえ…』とのんきなことを言っていたら、会場外に長蛇

の列。その列はスプーなんかのぬいぐるみと写真を一緒に撮るための列。もう一個の列は看

板と写真を撮るための列。ひえぇぇぇ～～～。恐るべしおかあさんといっしょ。

　会場にはいるとき、チケットを三枚渡したら、妙にパキパキしたお姉ちゃんが『子供さん

何歳ですか?』と聞いてきた。『１歳１０ヶ月ですけど…』『じゃあ、すみませんけどこちら

に来てもらえますか。』と言われるまま、その場所に。二歳以下の子供には何かくれるのか

なあとのんきに考えていた。後から聞くとダンナもそう思っていたそう。するとパキパキ姉

ちゃんが『あっチケット三枚ありました!申し訳ございません。』と一人でから回っていた。

なんだ。何かくれるんじゃなくて、単なる間違いか。不愉快だ。

　会場に入り、席を探した。見つけた席は音響なんかのすぐ隣だった。スタッフらしき人た

ちがもう座っていた。

　始まる前の独特のざわざわ感。ノンを慌ててトイレに連れて行って、ちょうど開演となっ

た。

　幕が上がって、スプーたちが出てきた。ウワーという歓声。その後、歌のお兄さん達が四

人出てきた。どよめきみたいな歓声。初めは行くのを嫌がっていたダンナも喜んでいた。ノ

ンはといえば、拍手なんかはしていたが、何かおとなしい。音響効果に圧倒されているよう

な感じでぼんやりしている。まだちょっと早すぎたのか。

　そんな心配は最後から２番目で吹っ飛んだ。ぱわわぷ体操になったら、今までおとなしか

ったノンがむずむず暴れ出した。訳が分からず、一生懸命押さえていたら、するりと抜けて

体操をしだした。なんだ～。そうだったのか。見てるとよく覚えている。結構上手じゃない

か。ニヤニヤしてみていたら、ノンと同じくらいの子供を抱いていた他の母親が、ノンが踊

っているのを見て、とても驚いていた。ちょっと自慢。

　約１時間で終了。子供にはちょうどいい時間だ。普通コンサートと言えば、静かにしてお

かなくてはいけないが、こればかりは歌を歌ったり、踊ったり、泣いていても全く迷惑にな

らない。ちょっとはまっちゃった。また行きたい。