つれづれなるままに

　昨日のこと。

私が優勝した清峰高校の閉会式をテレビで見ていたときのこと。

ノンはつまらなかったらしく、家中を物色していた。

気づいてはいたものの、危ないものはないし、まっいいか…、くらいに思っていたら突然

ジャ～

と２階のトイレの水を流す音。

『ノンちゃん、何してる？』

と声をかけると

『あのね、いまのんちゃん、うんちしてた。ちゃーちゃんに言わんでもひとりでできたよ』

えっまさか？

と思って、慌てて２階のトイレに行くと、確かにニオイがする。

『お尻はどうした？』

『ちょっとふいた』

どれどれと拭いてみると、なかなか上手に拭けていた。

　ノンがはじめて一人でトイレができた。

ついこの前まではトイレでウンチをするのがいやでトイレに連れて行こうとすると大泣きして

いたのに…。

　なんだかうれしくなってムギューと抱きしめた。

子供ってこうやって自分で何でもできるようになって親から独立していくんだなあ…とうれし

いのやら、寂しいのやら、なんとも言えないような気分。



『あのね、のんちゃん、もうちゃーちゃんからおしっこおてつだいしてもらわんでもいいよ』

ってホントかよ。

　そんなこと言わないでノンちゃん。

もう少し、お手伝いさせてよ～～～。(笑)