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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:ゲンちゃん
ゲンのこども発達センターの受診の日だった。 行きがけの車の中でミルクを飲んだので、とてもご機嫌だったゲン。 発達センターの看護師さんにも首をかしげて『は~い、は~い』とやたら声をかけていた。 最初はつれなかった看護師さんもゲンのペースに巻き込まれて、思わず抱っこした。 すると頭をぺたっとくっつけて甘えたので、看護師さんは大喜び。 ずっと抱っこしていた。 ゲンが看護師さんと関わっている様子だとか、うまいうまいをする姿を見てお医者さんが 『11月からしたらものすごい進歩ですね。』 と言った。 正直、私たちは毎日見ているのでどれくらい成長しているのかわからない。 たまに同じ月齢の子と比べたりして、やっぱり遅れてると落ち込んだり焦ったりもするのに、 進歩しているなんて言われたのでうれしいと言うより戸惑いがあった。 『人と関わろうとしたり、真似ができるということはすごいんですよ。』 と先生は少し興奮気味で言った。 『11月に会ったときは4月から保育園に行くのはまだ早いかなあと思っていたんですが、こ れなら早く通わせて同年代の子どもたちと関わったほうがいいですね。お母さんが抵抗がない のであれば、一つ下のクラスにいれてもらったほうがいいかもしれませんね。』 私もそのつもりだったので、ホッとしたのと同時にとても嬉しかった。 4月からゲンにとって新しい世界が広がっていくのか…。 たぶんいいことばかりではないと思う。 泣くこともあれば悔しい思いもするかもしれない。 でもゲンのゆるやかな成長を楽しみにしながら、家族で見守りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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