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テーマ:ママの気持ち(578)
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先週最終回だったドラマ『ギネ』でしたが、全9回家族全員ではまってリアルタイムで見て、何度となく録画でも見てしまいました。
手術と大量出血がやたら多いドラマではありましたが、産科の窮状と問題がよく描かれていたと思います。でもいくら緊急でもあんなにストレッチャーを暴走されたら具合悪くなりそう。 自分の出産を思い出しては重ねてしまい毎回涙なくしては見れませんでした。 ちなみに二回とも女性のギネにお世話になり、本当に女性にとっては過酷な現場だなぁと入院中思っていました。同じ働く女性としてぜひ産科医の労働環境を整えてほしいと切に願います。自分のかかった産科の先生の仰った『どんなに好きな仕事でも休みなし、睡眠なし、必死にやっても訴えられるわ、お金にならないわだったら人間続けられない』という言葉がふと浮かびました。 『ノーフォールト』はギネの原作本でこちらもドラマを見つつ読みました。 ドラマと大きく違うのは主人公奈智ですが、ひたむきに医療に取り組むギネでなぜドラマではあんなに変わったキャラにされてしまったのか疑問です。 それ以外の登場人物や話の設定も微妙に違うのですが、原作は裁判の描写と原因発見までの時間がかなり長いです。 原作者の岡井崇さんはドラマ最終回の結婚式のシーンにちらりと登場、とコミュで盛り上がっていました。それを知ってから何度となく巻き戻して確認しましたが本の写真はかなりお若い時のようで実物の方が年をとられていたと思います。 テーマはタイトル通り『患者や医師への無過失補償制度』で、今年から一部施行されたようです。http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100701000314.html まだ対象が限定的ではありますが、今後どんな症例にも適用されれば訴訟リスクの軽減につながるかもしれませんね。 本当に色々なことを考えさせられたドラマと本でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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