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カテゴリ:つれづれ思うこと。。
拉致されていた香田さんが殺害された。
福岡の家族は彼がオーストラリアにいたと思ってたらしい。 しかし彼は家族には言わず、現地の人々の説得を聞かずに「見てみたい」という興味で1週間をめどにイラクへ入ったそうだ。 マスコミはやはり平和主義、命の大切さを理由に小泉首相をたたいている。 しかし小泉さんの判断の中で自衛隊を撤退するという判断はありえないだろう。 外交問題上僕にでもそれくらいのことはわかる。 現実問題として撤退すべきと主張してる人たちも、この事件を直接の原因として撤退という判断をする事がないことくらいわかっているだろう。 しかし長い目で見ると、こういったことの積み重ねで撤退の時期が早まるかもしれない。 そういったことを狙っている。 そしてそれはテロリスト側の狙いでもあるのだろう。 絶対にテロに屈しない、と主張するしかない首相。 テロを続けるしかないテロリスト達。 悲しみをうみながら大きな意味でのバランスをとっているような気がする。 戦場カメラマンの橋田信介さんを思い出す。 数ヶ月前にイラクで取材をしながら亡くなった。 なぜこんなに危険な仕事をしているんですか?という質問に「ドラマチックじゃないですか。」て答えてた。 55歳のおっさんがドラマチックに生きれる、それを恥ずかしげもなく言えるっていいなって思った。 妻の幸子さんは訃報を聞いて、会見で「橋田の妻ですから、覚悟はしてました」と悲しみをこらえて言ってた。 この人のことを気丈っていうんだなと思った。 この夫婦の言葉1つ1つ僕にとって忘れられないいい言葉になった。 ドラマチックに生きること、権威のある立場でその立場として責任を果たすこと、安易な平和主義を唱えること、自分達の土地を汚されたから報復のために手段を選ばないこと、自分は核を持ってもよくて他の国はダメって軍事力を背景に堂々と言うこと、いろいろな立場があるなぁ。 少なくとも自分の周りの人間を幸せにできるようになろう、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 2, 2004 04:07:30 AM
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