|
テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:日常
今日はあいにくの雨。うさこはせっせと傘の用意をしていました。 登下校には親が付き添うというのが入学の条件なので、毎日二人で歩いているのですが 雨だとかかる時間は倍。でも「雨よ、感謝!」と気合いが入るうさこママです。なぜかというと・・・ 小さい頃は、普通に歩くだけでも大変だったので、雨の日ともなるともう最悪 傘を持つと歩けない、水溜りで転んでびっしょり、しまいに泣き崩れて濡れた道に座り込み・・・ ドロドロのうさこを抱きかかえ、情けなくて悲しくて雨のしずくと汗と涙でぐちゃぐちゃでした。 あるとき、先輩ママに愚痴ったら、「うさこちゃんが大人になって傘をさせない人じゃ困るでしょ? せっかくの雨なんだからチャンスだと思ったら?」エーッ!!!まさに目からうろこでした。 今の困難な状況だけにとらわれないで、先を見越して考える。経験した人だけが言える言葉です。 それから雨の日が少しだけ好きになりました。今では傘を持って歩くことも上手になったじゃない うさこ、えらいぞ。心では思っているのに・・・「コラー!走ったら危ないよ」「うさこ、よく右左見て」 んー私が悟りを開けるようになるのは、まだまだ遠い未来のようです。 とにかく、今日も 「雨よ、降ってくれてありがとう」 うさこが大人になる日までよろしく。
ポチッと押してくださると励みになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月26日 20時46分15秒
コメント(0) | コメントを書く
[日常] カテゴリの最新記事
|