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カテゴリ:シンガポール
それはさておき、シンガポールを訪れたのはワールドカップの時期でした。ワールドカップは開催期間が長いせいもあって、出張時期と重なる事がよくあります。日韓共催の時もイギリス出張でした。海外での問題は日本戦を見たくても放送されていないことが多いことです。イギリスはよかった、ほぼ全試合を放映していましたからね。問題はインドとシンガポール、テレビでワールドカップ、特に日本戦は放送されていません。それどころか勝敗さえもわからず、日本のインターネットサイトで結果だけがわかる程度でした。日本大躍進のワールドカップでしたから悔しかった…幸い二次予選に進んでくれたので帰国後に少し見る事ができました。 さてそんな、テレビ放送さえないシンガポールでもワールドカップは大人気。いたるところに出場国の国旗やサッカーボールなどが飾られていました。そもそもシンガポールにはたくさんの欧州人がいます。彼らにとってサッカーは昭和時代のお父さんたちの「巨人対大リーグ」漫画を見るとせがむ子どもを理由もなくしかりつけ部屋から追い出してでも見たい試合です。ちなみにシンガポールではバトミントンやクリケットの人気が高いものの、サッカーもそれなりらしいです。ちなみにインドでもワールドカップの関心が高かったですよ。日本戦の結果はインドの同僚から教えてもらいました。 ワールドカップはサッカー起源の言葉です。そもそも国の枠を超えたスポーツの大会、オリンピックもですがいろんなスポーツ交流が行なわれています。しかし戦争がなくならない世界の中で、スポーツ交流が行われている事は実に奇跡的です。日ごろは敵対している国でも互いに拍手を送り、その国を知ることで親近感が沸き敵対が緩みます。シンガポールのような国自体がワールドカップのような多民族国家がアジア経済をリードしている…すばらしいことです。 単一民族国家に固執する日本だけが国際社会の中で経済的に弱る…単に時代の流れについていけない「お年寄り国家」だからと感じてしまいます。まあでも中国との関係でシンガポールも軍事強化をしているのですよね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 26, 2011 08:32:31 AM
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