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カテゴリ:シンガポール
報道で宗教同士の対立が目立ちますが、考えてみれば報道になるのは一部の過激な宗徒による事件であり、本来宗教はある程度共存できるのかもしれません。ヒンドゥー教が支配的なインドのバンガロールでも巨大なキリスト教会やイスラム寺院に驚かされました。 シンガポールの中華街、ヒンドゥー寺院のすぐそばにイスラムのモスクがありました。涼しげな色合いで観光客が入れるようでしたが、次の目的地があったのでスキップしました。地元ローカルの宗教を除き、世界的には二つの宗教派閥が支配的です。ユダヤ教から派生したキリスト教とイスラム教。ヒンドゥー教から派生した仏教。 問題はユダヤ教系に排他的な要素が強く他の神を許さないところがあります。多神教のヒンドゥー教や仏教は他の宗教の神様にも寛容で仲良くしていける素養があるように思います。もちろんヒンドゥー教は上下関係が明確なので、お釈迦さまがヒンドゥーの下位の神様に位置付けられているなど、他の宗教にとってはちょっと問題があるのかもしれませんけどね。 お互いの宗教に寛容であるか無関心であれば戦争や争いは減るのでしょうか。シンガポールにそのヒントがあるような気がしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 9, 2011 07:47:08 PM
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