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カテゴリ:沖縄
太陽光は透明です。夜にいくら星がきらめいていても、宇宙の背景は黒です。月の上であれば昼間、太陽が出ていたとしても、太陽が星のひとつである以上、空は黒いのです。地球の空もいつも黒い空でもおかしくないはずです。 しかし地球の空には色があります。黒でも白でもありません。青です。しかも一日中青なのではありません。夕方にはオレンジ色に変わるのです。つまり空の色は、空気…もう少し正確に言えば大気の色なのです。大気が太陽光で染められているのです。科学的にいえば正確ではありませんが…。 夕景がオレンジ色に染まるのは「光が大気層を通過する距離が延びるから」です。つまり微妙なのです。地球の大気層がもし今よりも薄ければ夕方でも空は青いでしょうし、逆に今よりも厚ければ昼間中空はオレンジ色なのかもしれません。 地球の美しさは微妙なバランスが生む奇跡であり、それだけに壊れやすい物なのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 30, 2011 07:18:33 PM
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