大阪は娯楽が少ない場所だ…私が大阪に移り住んできた20年以上前に周りから良く聞かされました。原因の一つは大阪の周りに日本を代表する、もしくは世界有数の観光地が多いからだとか。奈良、京都はもちろんですが、神戸もその一つ。難波の観光地化が進み10年前にはUSJもできて大阪も観光地化されたのは、商業都市として稼ぐ事が出来なくなった大阪の「敗北」だったのかもしれません(笑)
有馬と同じく六甲は大阪近郊の住民をターゲットにおいた観光地なのでしょう。大阪から日帰りができますし、派手なアトラクションではなく癒しの空間が多いのです。牧場、植物園、オルゴール…他にあるのは展望台、アスレチック、そして冬場でしたら人工スキー場。車でも登れますしホテルもあります。
関西の場合、山は聖域になってしまう場合が少なくありません。比叡山、高野山、その他の小さな山々も神宿る山として写真撮影さえできないところまであります。山かと思えば古墳のケースも(笑)それでも山は少なくないので六甲や生駒などの観光地や登山で人気の葛城山など近場に山の魅力が少なくありません。
しかし大阪の人は山登りをしない…それとも私が育った呉が特殊だったのでしょうか。遠足=山登りでした。