オニイトマキエイ、通称マンタ。口をあけて泳ぐ姿を見ていると体は空洞に見えます。エイはもともと薄っぺらで、内臓がうまく収納されていると感心してしまいます。しかし巨大で海面近くを泳ぎ、砂の中に隠れる事のないマンタがなぜ薄っぺらになっているのか。
憲法にしても法律にしても本音と建前がある事位、大人なのでわかります。非核三原則があっても「いつでも核兵器が作れるように」原発を維持した自民党の方針は石破さんがテレビで明言していました。同じように自衛目的のみに存在するはずの自衛隊がF35というステルス機を購入した事にも違和感があります。本当の抑止力と言う事であれば目立った方がいいはず、ステルスは「予防自衛」を可能にする戦略性を感じます。ただ海外から見れば侵略目的と疑われないでしょうか。
エイは隠れるために薄っぺらであり、ステルス機に似ているように感じます。そんななかエイではありながら派手に、そして人と仲良く泳ぐマンタは日本の自衛隊の見本と言えるかもしれません。ステルス機を買うとしても、通常は電波を発信して目立つ状態でスクランブルしてほしい、自衛目的である事を明確にしてほしいと期待しています。
それじゃあ、なぜそんな高価な戦闘機を買うのか…日本政府の考えていることが分かれば高い税金も文句なく払うのですけどね。