ちゅったんのEnjoy My Life　♪

 日本テレビの「足のないお母さん」見た方、いらっしゃいますか？私は、たまたまテレビが付いていて、スマスマにチャンネルを変える所だったのですが・・・

スケートボードを手で走らせる母。そして、一緒にいるのは健常児の子供。

思わず目が釘付けになってしまって、そのまま見てしまいました。

「同情と哀れみはいらない・・楽しい番組を作って」という彼女の言葉。

テレビの内容は、勿論その母の毎日の生活や頑張っている姿などが映されていて、どれも凄いなぁと思わされる姿ばかり・・でも、それは彼女にとっては毎日の当たり前の事であって、凄い事ではないのでしょうね・・

彼女には７歳の男の子ルークがいます。ママが大好きな普通の男の子。でもある日お母さんがテレビに映ったことによって、同級生たちが母を囲む姿を見て、小さいながらも心に葛藤を覚え悩み、苦しんでいる様子が伝わってきて、一人で遊ぶ姿、大好きなアイスホッケーに夢中になって、いつよりムキになっている姿。見ていて辛くなりました。

でも、そんな時に妹が出来ると言う事がわかり、ルークはそれを喜んで受け入れられなかったのだけれど、それは母の命を賭けた出産で、今まで、どんな時もルークに関わってくれていた母が体調を崩し、ルークといつも通り接する事ができなくなってしまったのです。母はそれでも、自分とご主人に何かあった時に、ルークが一人にならないように、兄弟を作ってあげたかったと話していました。

そして、緊急手術で出産することになり・・・苦しんでいる母を見ているルーク。

ルークは、手術室に向かう母に向かって、「ママ頑張って！」と駆け寄りました。同級生に囲まれてから、母に対して素直になれていなかったのに・・・

帝王切開。赤ちゃんは最初うぶ声を上げなかったけれど、だいぶ時間が経ってからやっと無事にうぶ声をあげ、治療室へ向かう時にルークと対面。

ルークは赤ちゃんに手を差し伸べて、嬉しそうな笑顔を見せました。

そして「ボクの手の方が大きいよ～」と笑顔！！久しぶりにはしゃぐ姿。

それから２ヶ月後、育児に家事に疲れている母をお手伝いしだしたルーク。

最後に、お母さんは足がないんだ。でもお母さんは大好き。よそのお母さんはスケートボードを手でこがないよ。でも、誰よりも早いんだよ。とはにかんだ顔で言ったルークが、もうあの葛藤を子供なりに自分で乗り越え、母の素晴らしさを感じたんだな・・・と、ルークの強さ、優しさに心を打たれてしまいました。

７歳の子でも、あんなに色々考え一人で乗り越えていくんだなぁ・・・と。親としても、息子の事も色々考えてしまった１時間でした。母親の強さ、愛情。子どもの親への思い。胸に残ったテレビでした。

あっ、全く違った話でゴメンなさい！皆さん白いんげん豆は注意ですからね。