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カテゴリ:まさかの骨折!
リハビリが筋トレになってきて、どうも元々の歩き方のクセというか
姿勢というか骨格というか、そういうものが浮き彫りになってきた。 巻き爪とか、外反母趾とか、小さいであっ時から左足をねん挫しやすいとか、 いろいろ… 以前、右手首の痛みでレントゲンをとったとき、 骨の「よくある奇形」と言われ、炎症が起きやすいと指摘され、 その時に猫背であったり、なで肩であることにびっくりした。 (姿勢で注意されたことなかったし、いかり肩とずっと言われてたし) そして、あるとき、肩甲骨ががちがちに固まっているというのも指摘された。 これもびっくり。 なぜなら、背中で合掌もできたし、右手を上から、左手を下から背中に回して がっしり握手できてたから(もちろん逆もできた) そこが硬いなんて、学生時代の友人もびっくり。 でも、気がつけばそんなことをすることもないから、 【できなくなっている】ことに気が付かなかったのだ。 そして足。正座ができなくなってた。胡坐が組めなくなってた。 座禅を組んで、そのまま前に倒れて、背中で合掌するのが、 一時期の特技だったのに… 開脚もできなくなってる。 これはよくないな、なんとかせねばと思っていた矢先の骨折。 リハビリが進むにつれて、完全に折りたたまれていて 爪用のニッパーでないと切れなかった巻き爪は、 徐々に元にもどりつつある。 そして、筋トレで「X脚だなぁ」はい?なんですと? 三姉妹末子の私は、2歳でも、おんぶされていた。 上二人は「足が曲がる」とおんぶなどしたことなかったらしいが、 三人目ともなると、それどころではなく、 ちょろちょろ動くのを制するためにも、背中にくくられていたらしい。 だから、ず~~~~~~~~~~~~~~っと「О脚、外股」と言われていたのだ。 母にも、姉にも。 だから、意識して膝を内側に入れてないと叱られたし、 成人後、能の仕舞を習っているときも、膝が開いてしまうので 膝上を縛っていたりしたのだ。 今は、膝を外に向けるように意識している。 そんな、地味なことをしていて、筋力がついてきたのか、 日によって違うけれど、「足が軽い」と感じることが増えてきた。 リハビリの中でも、杖1本で歩く練習も、そう苦でもなくなってきた。 外でも杖一本で歩く練習をしていたが、 なんと、駅からうちまでの10分ほどの道を、杖一本で歩くことができた。 去年3月。杖一本で出かけ、帰りに足が痛くなり、 この10分の道のりを、1~2歩歩いては休み、歩いては休みを繰り返して 1時間かけて帰ったのだ。 駅からうちが見える一本道。 半べそかきながら、文字通り一歩一歩帰ったあの日。 気持ち的に後退だけど、杖をもう1本購入して、 杖2本での生活が始まった。 杖2本にしてからは、暑かろうがなんだろうが、雨の日以外は とにかくリハビリに通って、数か月。 痛みで足首を叩き割りたくなったり、先が見えなくてイライラしたり そんな日々を積み重ねて、やっと希望が見えてきた。 杖が一本になったら、格段に出かけやすくなる。 仕事にも復帰できる。 もっと筋力がついて、体力も戻ったら、ライブにも行けるかもしれない。 やっと見えてきた希望だから、焦って無理して転ばない。 これが重要だ。 希望に追いついて、背中を叩いてやる! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月08日 10時00分11秒
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