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カテゴリ:元夫
これは10年近く前に 男性の友人に相談された時のお話です。
まだ、元夫と お付き合いを始めたばかりの頃、 わたしは東京大田区のマンションに一人暮らしをしていて
地元の男友達から携帯に連絡が入り 話を聞いて欲しいと言われ呼び出されました。
元夫に言えば機嫌が悪くなるのは分かっていたので 仲の良い女友達の名前を出し、その友達が会いに来てくれるので行ってくると嘘をついて出かけたのです。
川崎 登戸の高速の入り口付近のレストランで待ち合わせしました。
その男友達は密かに中学時代 わたしが好きだった男の子でした。 美少年タイプの男の子です
呼び出されたその当時 彼はすでに結婚して娘もいました。 相談事は 妻のことらしいのです。
その彼は 中学時代の面影が消えかけていました。 髪はボサボサで くたびれた服を着て 肌も荒れてニキビもひどい・・・・
‘苦労‘が滲み出ているかのようでした。 仕事が終わってから夜会ったので、一緒にハンバーグを頼んで食べました。
彼の妻は 自分の夫に 物凄く執着心があるようで 出かける事を一切認めてくれないんだそうです。
事あるごとに浮気を疑われ 携帯が鳴れば 「誰から??。」としつこく聞き ちょっと仕事で遅くなれば 浮気してたんでしょと云われる。
まるで わたしの元夫のようです^^;
しだいにうんざりしてきて まだ結婚する前は よく「別れよう。」と口にしていたんだそうです。
でも 別れを切り出すと 妻は 泣き叫び、暴れ出すんだとか・・・・
「別れるんだったら死んでやる。」 それが口癖のようになってたらしい。
結婚する 少し前に その妻の家にアポなしで行ってみた時のこと その時合鍵で部屋に入ると
その時 まさに妻は 他の男と真っ最中だったらしい!(・∀・i) 浮気をしていたのです。
大体 自分が浮気をしてる人って自分のこと棚にあげて相手を疑うんですよね^^;
現場をモロに目撃して 彼は怒って絶対に別れる!と言ったそうです。
すると次の日 公衆電話から妻が電話をしてきて 「死んでやる・・・・。」 と言って電話を切ったらしいのです。
心配になった彼は 妻の家の傍の公衆電話を探してみると 大量の血が公衆電話から 妻の家の方にポタポタと流れていたらしいのです!!
妻の家に行ってみると。。。 妻は手首を切って倒れていたらしい
救急車を呼んで 一命は助かったらしい。
別れたら こいつは本当に死ぬつもりなんだ・・・ 彼はそう思ったらしいです。
その二週間後 妻は妊娠していることが分かったんですって。 浮気現場を自分の目で見ていたので 自分の子じゃないかもしれない。
そう思ったけど でも、別れられない。 そして 仕方無く結婚して娘が産まれたというのです。
わたしは 「いや~ わたしだったらありえないね。自分の子じゃないかもしれないのに結婚して育てていくなんて、 わたしだったら‘連絡してくれなくていいから勝手に死んでね‘って言うよ。」(ええ、鬼ですが?)
「俺のせいで本当に死なれたら怖いよ。困るよ。 でもな、生まれたての娘を抱いた瞬間 可愛くて、 例え実際俺の子じゃないかもしれなくても放したくない 守りたい ああ俺の娘なんだって・・・そう思ったんだ。」
と彼は言っていました。
まだ子供が居なかった わたしは その感覚が分からず 何か凄いなぁ~と思いました。
そして妻との結婚生活は最悪なんだそうです・・・・・
妻は 家事をまったくしない人らしく 料理もしなければ 掃除もしないんだとか・・・・
食べたカップラーメンや お菓子のゴミも ごみ箱に捨てることさえせず テーブルの上には何日も前からのゴミが散乱している有様らしいのです。
片づけるように促しても 「あんたは子育てをしてないから分からないだけで掃除する暇なんて無い!!。」 と言うんだそうで^^;
今思えば これも女版のモラなんですかね(^_^;)
彼は 真剣に離婚を考えているんだ、子供は俺が引き取りたいと その時に言っていました。
あれから8年・・・・ 彼は どうなったんだろう。 わたしは今 地元に住んでいないし もう彼の連絡先も分からない。
死ぬほど別れたくないくせに でも自分から何も与えようとせず 欲しがるだけの愛。
異常な依存心。
人の心に住む魔物は怖いですね。
ちなみに この時わたしは女友達と食事に行ってくると 元夫に言って出かけたのですが、 帰ると あっさりバレてて バトルになりました(^_^;)
どこのレストランで誰といたのかも全部バレてました。 わたしの後を車でつけていたみたいです^^;
そんな事が何度もあったので わたしは浮気を疑われたりしてたんでしょうね(^_^;)
浮気と言われるような行為は 何もないんですけどね。 その彼も 話をちゃんと聞いてもらえただけでも楽になったと 帰って行きました。
自分には この人しか居ない。 そんな依存心は 惹かれあう人たちには いいかもしれませんが 少しでも温度差があると これまた 厄介な事になるものです・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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