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カテゴリ:日常生活
昨日、 知人が亡くなった。
わたしが高校を卒業してすぐに就職した会社の社長さんである。 これまた友人ルカの関係者で、
ルカの母親(君ちゃん)の妹の元旦那さん、なわけだけど ルカの一族の関係者は 本当に複雑な人生を送ってる人が多い。
ルカにとっての叔母さん(君ちゃんの妹)の元旦那さんだから、 今は 関係ないと言えば関係ない。
この社長さんも 癌の為 昨日亡くなった。 この社長さんには現在31歳と33歳の娘が二人いるが、 娘二人は、社長さんの前妻との連れ子なので ルカとは血が つながっていない。 でも 今でも ルカと ここの娘二人は仲良しだ。
ルカも凄い人生を送っている、 ルカの叔母さん(君ちゃんの妹)も かなり凄い人生を送っている。 (そのうちアップするかも(^^ゞ)
そして、ここの娘さん二人も 結構凄い人生を送っている 上のお姉ちゃんが まだ小さい時、下の子が本当に幼かったころに 両親は離婚している。
上のお姉ちゃんは離婚して母親が出て行く時のことを覚えているという。 「お母さん!!待って!置いていかないで!わたしたちも連れて行って!!」 そう泣きながら叫んでも、 母は振り返りもせずにタクシーに乗り込み家から出て行ったという。
それっきり音信不通。 未だに どこに何をしているのかも分からない。
下の娘に母親の事を尋ねると、 「そんな母親なんて知らないよ、 母親だなんて思ってもないし、どうでもいい。」
ごもっともな意見だけど、 きっと 母親も こどもを連れていけない理由があったんだろうな・・・。
下の娘は 小さい時からメガネを掛けていて、目が悪い。
それは離婚してからの栄養状態が悪くて視力が落ちてしまったんだとか・・・
ちなみに父親は 会社社長なのでお金が無いわけじゃない。 今でこそ、瀕死な状態の会社だけど 当時は利益の出ている会社で お金もあった。
子供への養育状態が悪かったとしかいいようがない。
そういった負い目から 社長さんは上の娘に手をあげることはあっても 下の娘には甘く、手はあげなかったらしい。
社長さんは 間もなく再婚する。 ルカの母親の妹と出逢い、 付き合って3ヶ月でのスピード結婚。
最初は 二人とも なかなか継母には懐かなかったらしい。
ルカの叔母は ママさんと呼ばれ、 社長さんは パパさんと呼ばれていた。
娘二人は 母親に棄てられた事の恨みつらみをよく口に出していたらしいけど、 そんな二人に ママさんは、 「たかが母親に棄てられたくらいで!! わたしたちなんて幼い頃に両親を亡くして どれだけ苦労したことか! 父親に何不自由なく生活させてもらってるだけでも ありがたく思わなきゃ。 そんな事 わたしが味わってきた苦しみに比べれば どうってことない!」 なんて言ってたけど、
わたしは それは違う・・・と思った。
確かに ママさんは苦労してきたのかもしれない。 だけど、この二人が味わった悲しみも相当だと思う。 しょせん 当人が味わった苦しみなど当人にしか分からない。
この二人には 二人なりの苦しみと悲しみがあったのだ。
それを大したことない!だなんて言ってはいけない と思った。
でも、ママさんも 普段は とても優しくて楽しい人なので この娘二人とも 数年の後、仲良く暮らすことが出来ていた。
パパさんと ママさんの結婚生活は10年で終わった。 ちょうど 君ちゃんが亡くなる 1~2年前に離婚した。 パパさんの浮気だった。
ママさんは 融通の利く 賢い人で 多少の浮気くらいで うだうだ言うような人では なかったけれど、 パパさんが毎月のように仕事で韓国に行くときに 毎回同じオンナを買っていた。
それが 遊びで 毎回違うオンナを買っていたなら分かる、とママさんは言っていた。 でも パパさんは いつも同じ韓国人のオンナを用意して 韓国にいる間は そのオンナに身の回りの世話をさせていたと言う。
会社の人間が ママさんに それを密告して発覚したのだった。
パパさんが 「ごめん、もうそのオンナとは手を切るよ。」 と言えば 許してやったのに・・・ と のちにママさんが言っていた。
パパさんは 何度チャンスをあげても謝らなかったし そのオンナと切ろうとは しなかった。 その若き美しい韓国人女性に惚れこんでしまったのだろうか。 「離婚したいなら してやるよ。」くらいにパパさんは開き直っていた。
ママさんは2ヶ月で7キロくらい体重が減って それは もう可哀相なくらいに落ち込んで離婚した。
長くなったので、 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月25日 20時47分07秒
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