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カテゴリ:仕事
会社を出て 自分の車に乗り込んだときは涙が出た。
わたしになりに この1ヶ月頑張ってきた。 塗装の業界用語だって家に帰ってきてから インターネットで調べたり、 家屋の作りなんかも勉強した。
研修先のみんなも 凄く可愛がってくれた。 それに応えたかったし 楽しい事だってあった。
わたしと一緒に回ってた営業マンのタナカさんは今 爆発中で(契約が取れまくってる。) ある地域を次々に挙げている。 明日呼ばれていたお客さんたちにも わたしは凄く気に入られてて わたしは まだ名刺を渡してないのに 研修先の事務所にお客さんが電話して「なおなおちゃんは?」 なんて言ってくれる オバチャンたちもいる。
まだまだ100パーセントの力を出し切っていないし、 もう少し頑張りたかった。 せっかく頑張って覚えてきた仕事を途中で投げ出すのは とても悔しくて涙が出た。 どうせなら やれるだけやってから ああ、ダメだった と諦めたかった。
わたしは 泣きながらタナカさんに電話した。 「ごめんなさい・・・ もう一緒に仕事に回れないです。 迷惑かけてごめんなさい。 今までありがとうございました。」
おどいてたタナカさんに 一通りの事情を説明すると、 「今から 出てこないか? 一緒に少しお茶でもしよう。 これから同じ仕事が出来なくても何かの縁だろう。 何かあれば電話してくれればいいよ。 話を聞くから、だから落ち込まなくていいよ。」 と励ましてくれたけど、 今日は遠慮しとく・・・と断った。
何とも不完全燃焼な感じだけど まぁ仕方ない。
社長の奥さんのレイコも 驚いてさっき電話をくれた。
「ごめんね ごめんね、生活は大丈夫なの?」 とレイコに言われて
「大丈夫!!何とかなるよ!」 と笑って答えた。
それにしても展開の速さに 気持ちが消化しきれない。
今日は何だったんだろう・・・。
確かに社長が言うように わたしは 扱いずらい女 だと思う。
納得いかない事があれば すぐに口に出すし(^_^;)
それにしても わたし一人じゃないんだから・・・
一人で子供を育てていく母として お粗末な結果だな。
わたしも母としての自覚が足りないのかな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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