たくやのバトルドア

末綱・前田、やった！！！！！


見ましたか、みなさん！？

バドミントン女子ダブルス準々決勝、
スエマエが世界ランク１位の中国ペアを破る快挙を成し遂げました！！
すげぇーーー！！！！！




攻撃力あふれる相手のスタイルに対し、
レシーブで耐え、ガマンする試合展開を強いられましたが・・・
よく耐え抜きましたね！

相手は痺れを切らしたか、あるいはスタミナが尽きたか。
レシーブを繰り返されるうちに攻撃が甘くなり、
スエマエがカウンターで攻守交替。
もしくはそのままミスで自滅。

文章で書くのは簡単ですが、
格上の、且つホームの相手に対して
この作戦を実行するのは、すごい勇気と下準備が必要だったと思います。
よく頑張った！





これに対し、同じ中国ペアと対戦したオグシオですが・・・。
残念な結果に終わってしまいましたね。

内容はスエマエと同じく
レシーブによるガマンの展開だったと思いますが、
もともと粘るゲーム展開を想定してきたであろうスエマエに対し、
自分達から攻めていきたかったオグシオは
ラリーでゲームを作る心の準備が出来ておらず、
攻め急いでいたように思えます。

特に、強打を持ち味とする小椋選手は
「私が決めなきゃ！」
って意気込みが外に現れすぎていましたね。
ショットスピードはさすがでしたが、
力みすぎていてコースが単調でしたし、
ネットにかけたりアウトにしたりもしていました。


また、力で押してくる相手に力で対抗しようとしたのも
戦略ミスだったと思います。

例えばスマッシュレシーブ一つとってみても、
大きく高いスエマエのレシーブに対して
オグシオは低めでスピードのあるレシーブを使っていました。

オグシオの使っていたレシーブの利点は、
相手のスタミナを消費させられること、次に打ってくるコースが限定されることです。
逆に欠点として、スピードが速いぶん
自分に返ってくる返球も速い、という事が挙げられます。
オグシオの誤算はまさにこのスピードでした。
相手のペアの身体能力は素晴らしく
このレシーブに簡単に追いついて２の矢、３の矢を放ってきました。
また、この攻撃をゲーム終盤まで続けることができるスタミナも
素晴らしいものがありました。
オグシオもまさかあそこまでのスピードで強打を、
しかも連打で打ってくるとは思わなかったのでしょう。
データがないので断言できませんが、
恐らく相手は高校～大学生のペアなのでは？
結局オグシオはこの速い連続攻撃についていけず、
押し切られる形でゲームを取られました。



一方、スエマエの高いレシーブですが、
相手に体勢を整えるチャンスを与えることになるため
なかなか攻守交代しにくいという欠点はあるものの、
自分も体勢を整える時間が生まれるため、
大崩れしにくいという利点もあります。


圧倒的に攻撃力で上回る相手と対峙するときは、
こちらのレシーブが正解なのでしょう。
結果論ですが・・＾＾；




この後、スエマエは日本勢初のメダルをかけて
準決勝に臨みます！！
自分は用事があって観戦することができないのですが、
いい結果になることを期待しています！








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