たくやのバトルドア

大会の全日程が終了ー！

結果は男子女子ともに４位に終わりました。


男子試合結果
女子試合結果
（ともに日本バレーボール協会ＨＰ）


参加したのは全部で８カ国なので、
４位という成績は決して誉められたものではない、

だが過去のエントリーで書いたとおり、
この大会における日本の出場メンバーには
代表経験者がほとんど入っておらず、
日本のバレー協会には新しい力を試す狙いがあったように思える。

であれば結果は二の次であり、
真に注目すべきはその内容である。




では、男子から順に見てみよう。


まずは代表メンバーにも登録経験のある富松が良い！
全試合でスタメン出場し、個人賞としてベストブロッカー賞を受賞！

初めて代表で名前が挙がった時から期待されていた選手だったが、
松本の台頭、安定した山本、引退を控えた斉藤の奮闘といった
他の選手達が良すぎたために、
富松は活躍の場を失っていた。
結局どれだけの実力か分からないまま昨シーズンが終わってしまったが、
このアジアカップでその力は証明されたと思う。
現メンバーから斉藤が抜けるのは確実なので、
これでほぼ全日本当確だろう。


あと個人的に注目したいのが、北島。
サイドアタッカーの補強が急務の全日本にとって、
必要になってくる人材じゃないかなぁ。
富松と同じく個人賞を受賞した柴小屋もいいが、
持て余しているスーパーエースよりも
普通のレフトかライトでやってきた選手の方がいいんじゃないかと。




次に女子。


なんといってもベストサーバー賞に選ばれた井上奈々朱！
彼女に最注目。
対世界で日本が勝つにはサーブとカットがとにかく重要、
これはもはや素人でも分かってきたことだが、
そのサーブで賞を取った井上は貴重な戦力になり得るのではないか。
上記リンクのＨＰで試合結果のレポートを読んだだけでも、
井上のサーブが何度もチームを救っていた事が分かる。

ミドルブロッカーというポジションも魅力的。
テンシン体勢が終わりを告げようとしている今、
二人と共に戦ってきた杉山祥子も全日本から外れることが予想されるが、
同じポジションの井上なら、杉山のポジションにそのまま入れるんじゃないか？
本職であるブロックのレベルは未知数だが・・・


そして最重要課題である次世代セッターだが、
今回出場した河村はどうだったんだろう？
良かったのかなぁ。
所属チームは竹下と同じＪＴだし、
似たようなトス捌きをしてくれていれば
全日本にも溶け込みやすいと思うんだけどな。




ベテランの力に頼り続けるわけにはいかず、世代交代の波は必ず訪れる。
今回の選手たちの中から、次の全日本バレーを担うプレイヤーが
現れることを期待したい。








そういえば、次の女子監督は誰なんだろう。　スポーツ人気ランキング