たくやのバトルドア

ビデオで見ました！
当日見れなかった僕のために、
ジュニアっ子が録画しておいてくれたんです♪
思い出したのが遅かったらしく第２セットしか撮れてませんでしたが
それでも十分嬉しいよ～＾＾


ネットで得た情報によると
第１セットはジュースにもつれこむ接戦の末、オグシオが勝利。

この時点でセット数の上では当然オグシオが有利ですが、
実際はまだまだ予断を許さない状況だったと思う。


対戦相手のスエマエはレシーブとラリーでペースを作るペア。
ジュースまで絡みつくような泥試合は、
どちらかというとスエマエのゲーム。
彼女たちは最後の試合であるこの決勝戦に全ての体力をつぎ込み、
恐らくファイナルゲームまで想定して試合作りをしていたはず。

一方のオグシオは小椋のケガによる故障、
それに伴う練習不足が不安要素としてあげられ
なるべく短期決戦で勝負をつけたかったはず。
第２セットまでで決着がつかなければ、
試合の流れは一気にスエマエに傾きます。



第２セット開始。
オグシオは、第１セットの決め手となった"前田狙い"を続け、
ペースを作ろうと試みる。
ケガの小椋をかばってか、スエマエの球回しが上手いのか、
いつもより潮田が後衛にいく機会が多いような気がするが
それでも、それなりのペースで試合は進む。


中盤までは同じような流れだったが、
後半にスエマエがスパートをかけました。
オグシオの攻撃をレシーブで乗り切り、
完全に攻守交替したところを反撃する
彼女たちの必勝パターンで点差を広げる。
それまで対戦相手の弱点を把握したつもりで攻撃を続けていたオグシオは、
このレシーブ、ラリー力に手を焼き
決め急ぎの焦りからか、ミスも目立つようになる。
これぞ世界を震撼させたスエマエのレシーブ。
ここは狙われながらも自力で立ち直った前田を誉めるべきでしょう。


オグシオ １５－１９ スエマエ
ここから、オグシオが奇跡の逆転を見せます。


前田に続いて次に立ち直ったのは
これまで潮田に助けられていた、小椋でした。

最後の力を振り絞った後衛からの強打が火を噴き、
一気にスエマエとの点差を縮めにかかる。
鬼気迫る表情でガッツポーズを作る小椋の姿が
テレビで何度も放送されていましたが、
ケガを乗り越え、潮田とのペア解消というメンタル面の危機を乗り越え、
いろいろなものを乗り越えた上で、
逆転に向けて突っ走る小椋のこのガッツポーズは
本当に輝いていたと思います。


そしてついに逆転。
既にファイナルゲームが９０％視野に入っていたスエマエは、
オグシオが見せたこの猛追に驚いたと思います。


小椋の後衛が活きれば、潮田の前衛も活きる。
ウィニングショットとなった潮田のプレッシングヘアピンは
決してネットギリギリだったとは言えなかったが、
それまで小椋が後衛で目立っていてくれていた為に
スエマエの意識から外れていたのだと思う。
見事なノータッチエースで、ゲームセット！


泣き崩れる小椋、両手を掲げて喜ぶ潮田！
ドラマチックだった！！
とても感動的でした。

見ていてすごくバドミントンがしたくなりました。




しかしバドミントン界の将来を冷静に考えるなら、
五輪で最もメダルに近づいたスエマエが勝たないと
日本の選手層として不安なんですけどね＾＾；




ともかくこれで小椋・潮田のダブルスを見れるのは最後。
２人のバドミントンへの貢献度は本当に計り知れないと思います。
今後はどんな形で世間へのアピールをしていくのか。
バドミントン全体としての問題ですね。

この素晴らしいゲームを残して、
次のステージへ進む二人。
本当にかっこいい。
僕も人の心を動かせるプレイヤーになりたいです。







オグシオとしての活動、お疲れ様でした！　スポーツ人気ランキング