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カテゴリ:バリュー投資
PER投資に関連する問題点
>1.利益は配当として支払われる分以外は、株主の手元に入ってくるわけではなく、原則として会社に蓄積される。 についての検討の2回目です。 前回は利益の使い道の重要性について考えましたが、今回は少し視点を変えてみます。 株価に対して高い配当を求めるのが利回り投資で、株価に対して高い利益を求めるのがPER投資です。 利回りとPERのどちらを重視するかは投資家の考え方次第なのですが、私は利回り軽視・PER重視です。 個人投資家の中には、リアルに「もらえる」配当と優待を重視する人も結構多いようですが、私個人はこのようなリアリスト?は株式投資で(比較的少額から・比較的短期間で)大儲けするのは難しいのではないかと考えています。 「別に大儲けしなくてもいい」という人もいると思いますが、私は大儲けするために株式投資をしていますので利益を重視しています。 なぜ利益を重視すると大儲けが狙える(「大儲けできる」とは言っていません、念のため)のかは、会社の利益が変動することと関連します。そこでPER投資のもう一つの問題点である「利益の増減」についても考える必要があります。 「バーチャル」な利益が「変動」してしまうわけですから、かなり心許ないともいえますが、この「心許なさ」をどうやって「確実さ」に変えていくのかが、今の私のテーマでもあるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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