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カテゴリ:成長株投資
現時点では、成長株投資に定性分析は役に立たないと個人的に結論づけています。
そこで成長株投資にも定量的要素を採り入れています。 5月18日の日記に書きましたが、PERが同じなら成長率が高いほうが将来のPERが低くなり割安ということになります。つまり PERは低いほうが良い。 成長率は高いほうが良い。 従って、PERを成長率で割った数値が低いほうが良い。 ということになります。 この数値はPEG(Price Earnings Growth Ratio)と呼ばれ、ピーター・リンチの「株で勝つ」という本に紹介されていたと記憶しています。リンチはこの数値が1倍以下なら割安としています。 PEG=PER÷成長率 ここで使うPERと成長率について、いつ時点のものにするかという問題がありますが、成長株は将来の成長により株価形成がなされると考えると、将来の数字を採用するのが有用に思います。 PERについては、一般的に今期予想数値が使われていますので、それで良いと思います。 成長率については、上記PERに対応して今期の予想増益率が有用に思います。ただし、予想がのブレを考慮すると、過去の成長率や来期以降の成長率(四季報や会社の中期計画など)を考慮することも必要だと考えています。 ただいずれにしても将来の予想は難しいので、ある程度保守的な数字で検討するのが良いというのが私見です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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