|
カテゴリ:その他の投資法
循環株とは「取り扱う製品・サービスの需給が数年サイクルで周期的に変動し、業績・株価に大きな影響を与える株式」と考えられます。
典型としては鉄鋼・化学などの素材株や電機・自動車などがあげられます。 大まかな株価の傾向としては、業績が上向く前に上がりだし、業績が悪化する前に下がりだします。従って業績や需給動向に先回りして投資しなければならず、非常に難しい株と考えられます。 業績が悪いときには赤字にもなります。業績が良いときには利益が数倍にもなります。赤字のときに買って業績絶好調のときに売ることが必要になります。 何人かの個人投資家の方が言及しておられますが、バリュー投資を掲げる個人投資家の方が東京製鐵(5423)やムトー精工(7927)を、PERの低さを理由に買っているのは危険といわざるを得ません。PBR投資なら分かりますが。 PERで買うなら利益が継続的に伸びるか、少なくとも安定しているということが前提になると思われます。 私は成長株と循環株を見分ける基準として「過去5期以上連続して利益が伸びているか?」をチェックしています。 前述した2社は3期連続増益の後減益予想ですので、やはり循環株と考えるのが素直だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他の投資法] カテゴリの最新記事
|