|
カテゴリ:その他の投資法
投資スタイル別分類の最後のリカバリー株とは、業績・株価の不振から復活する株を指します。
株価は企業の先行き期待で動く傾向がありますので、短期間で成長株以上のパフォーマンスが期待できます。 メジャーな事例としては日産自動車が挙げられます。トヨタ、ホンダにやられっぱなしだった負け組自動車会社を、カルロス・ゴーンが復活させたのです。 ただし個人投資家がこのような復活を先読みすることは極めて難しいと思われます。 私がリカバリー投資で成功した事例としてナイスクラップ(7598)を紹介しておきます。ブランド人気のピークに上場したものの業績は悪化し、株価も4年間で27分の1になります。 その後株価は約6倍になり現在に至ります。 この株価上昇の背景は2つあると考えられます。 1.業績の回復傾向 2.株価が下がりすぎて資産価値を下回った 1.はパル(2726)の資本参加などによる回復傾向を反映する動き、2.は上場時に高株価(結果論)で調達した資金をあまり使わなかったために現預金が蓄積されたことによるものです。 このように、リカバリー株はバリュー投資的視点でも投資対象になり得ますので、バリューを考慮することによってリスクを減らすことができると考えられます。 http://quote.yahoo.co.jp/q?s=7598.q&d=c&k=c3&a=v&p=m130,m260,s&t=ay&l=off&z=m&q=c&h=on お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.09 23:26:02
コメント(0) | コメントを書く
[その他の投資法] カテゴリの最新記事
|