|
カテゴリ:資本政策
前回紹介したMSCBほどではありませんが、ストックオプション(以下SO)を発行する会社にも注意が必要に思います。
MSCBが「ゼッタイ儲かる」金融商品なら、SOは「ゼッタイ損しない」金融商品といえます。株価が上がれば儲かりますし、株価が下がれば権利を行使しなければよいのです。 SOを役員や従業員に与えている会社は多く、この発行数が多い会社は一般株主の利益を害する可能性があり注意が必要です。 私の保有銘柄ではリンク・セオリー・ホールディングス(3373)が大量のSOを発行していますので、成長性との兼ね合いで判断が難しくなります。 同社のSOの大部分は取締役に付与されており、彼らは同社株も大量に持っており上場後6ヶ月は同社株の売却はできないことになっています(ロックアップ)。 従って11月頃までに持株数を減らして様子を見るといったことも考えています。 彼らがロックアップ解除ですぐ売ってくるのか、ついでにSOを行使して売りまくってくるのかは予測不可能です。 なお以前にも書きましたが、私が株式投資を本格的にやるようになったきっかけはSOで儲けたことです。自分がもらう分には文句はありませんが一般株主の立場からは問題視しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.21 21:40:43
コメント(0) | コメントを書く
[資本政策] カテゴリの最新記事
|