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2006.10.14
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カテゴリ:株式市場
今年は2月~6月頃に心身の健康を害したこともあり、投資に関する検討に時間を割けませんでした。その結果日記の更新も月次報告程度になっています。
8月から無職となり少しずつ追いついてきています。今週も新興株市場はエライコトになっていますので対応に時間をとられていますが、やっと今年の失敗を振り返ることができるようになりました。

今年の新興株相場は「ライブドア・ショックで売り」が大正解であり、そこで買い増した私はさらに負けを大きくしました。今やっと自分なりに敗因の総括ができつつあります。
そのヒントとなったのがJASDAQの10年チャートでした。

JASDAQの底と天井を時系列に見ると
1998年10月 22.98(底)
2000年2月 130.74(天井)
2003年3月  36.36(底)
2006年1月 142.87(天井)
となっています。
また、底打ちは鈍角的な、ピーク打ちは鋭角的なチャートになっています。
今年の失敗でも分かるとおり、底の時期を当てることより天井の時期を当てることのほうが、極めて重要になります。株は売るタイミングが難しいのです。

2000年2月のピーク打ちについては、同年4月の「ピカツー・ショック」が決定的だったと思います。光通信という個別銘柄の下方修正がITバブル崩壊のダメ押しとなりました。
そして2006年1月のライブドア・ショックも見事なピーク打ちのサインとなったわけですが、6年前との類似性に気がつかなかったことが敗因でした。また、ピカツーの時同様「一部のネット関連や投資会社だけが下がる」という判断をし、不動産関連などを思い切って売れなかったことも反省点です。
2000年はIT株だけが上がったのでIT株だけが下がったのですが、2006年は不動産関連なども上がっていたので、下がるのは当然ともいえます。
成長株投資でも株価の動きを重視するスタンスを取っておきながら、対応できなかったことが悔やまれます。

さて今後の展開ですが、2000年のITバブルの急騰以後は、3年サイクルで底と天井が示現しています。
従ってチャートから単純に予測すると、次の底は2009年で50ポイントまで下がることとなります。
従って新興株は今が買いではなく、短期のリバウンド狙い以外で下げ続ける株を買うのは危険ということになります。
そして2012年に150ポイントまで鋭角的に上がってピークアウトということになります。

これから5年間、このことを意識し続けたいと思っています。





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最終更新日  2006.11.28 01:21:19
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