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カテゴリ:株式市場
毎年のことですが、12月はIPO(新規公開)ラッシュとなります。
新興市場6年サイクルを考えると6年前の2000年12月が参考になると思いましたが、ヤフーファイナンスには2002年以降の新規公開情報しかなかったので、相場が悪いという意味では今年と共通している2002年12月のIPOを振り返ってみました。 相場が悪かった時期とあって ・公募価格のPERが低い ・公募から初値への上昇率が低い(公募妙味ナシ) という傾向がハッキリしており、今年もそんなもんかな?と思っています。 まずPERについては、大幅増益予想の竹内製作所の6倍、サンシティの3倍が目を引きます。この2銘柄をはじめ後の10倍株も数多いです。 また、公募に妙味がないということは、無理して公募に申し込まずにセカンダリの初値水準や公募割れ水準を買うという方法でも十分利益が出る可能性があるといえます。 私自身の2002年12月のIPOは、あみやき亭とアクセルに当選したものの、初値がパッとしないという理由ですぐ売ってしまいました。これは上記のとおり誤りでした。 中期的成長性があると思って応募したのですから「IPO投機」的な感覚で売ってしまうのは、矛盾しています。 さて今年12月のIPOですが、申し込むことはないと思います。期待できるリターンが低いのであれば無理に今の時期に申し込む必要はありません。 それならセカンダリで将来の10倍株を狙いたいところですが2006年12月のIPOのラインアップは、どうもパッとしません。公募価格のPERも2002年に比べるとまだ高いです。 投資はご自身のご判断でお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.30 12:17:06
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