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昨日プロトの第一四半期発表に警戒していると書きましたが、私は第一四半期発表が他の決算発表よりハイリスクであると考えています。
それは、第二四半期(中間期)以降は期初からの通算で発表がなされるからです。 つまり 1Q発表ー1Qのみの数字で開示 中間発表ー中間決算(1Q+2Q)の累計で開示 3Q発表ー3Qまで(1Q+2Q+3Q)の累計で開示 通期発表ー1年の累計で開示 という開示制度になっているため、表面上の四半期開示は1Qのみということになります。 期間が短いことは業績のブレが大きいことを意味し、発表前の売買はリスクが高いと考えられます。 もっとも、当然のことながら中間決算以降でも各四半期の数字は簡単に分かるのですが、特に目先の株価の動きへの影響は弱まると考えています。 また、通期決算発表も次期業績予想という株価へのインパクトが大きい情報が開示されるため、発表前の売買のリスクは高いと考えられます。 まとめますと1Q発表が最もハイリスクで、通期発表がそれに続き、中間と3Q発表は比較的リスクが低いと考えています。 そのような意味においても日本企業の3月決算集中傾向は、この時期の投資を難しくさせています。もっとも各企業の決算期がバラバラだと管理に手間もかかりますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.18 10:11:00
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