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カテゴリ:IR担当日記
来年1月から株券が電子化されます。証券会社や保管振替機構のCMなどを見ていると、「タンス株券は今年中に証券会社に預けないと無効になる。」と考えがちですが、実際には「他人名義のタンス株券が無効になる。」ということです。
自分名義の株券を持っている人は、保振に預けなくても証券代行の「特別口座」に登録されるので権利は保全されます。 他人名義の株券を持っているケースは相続や質権設定などの場合に限られます。こちらは来年までそのままにしておくと、株を売ろうとして証券会社に株券を預けようとしても株券自体が無効ですし、特別口座の名義も他人ですので、これは厄介です。 結局株券電子化は証券会社の営業合戦以上の意味はほとんどなく、年末に向けての相場への影響も限定的と考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.15 15:37:00
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