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カテゴリ:資産管理
友人の会社で退職金を確定拠出年金に移行させるということで、アドバイスのためメニューを見せてもらいました。
元本確保型(定期預金や保険)、債券ファンド、株式ファンド、バランス型ファンドの中から選ぶことになっています。 これらの中で、まず元本確保型とバランス型ファンドは不要というアドバイスをしました。 20年、30年という時間軸で考えれば元本確保では保守的過ぎるし、バランス型は運用会社の恣意に運用成績が左右されるため、債券ファンドと株式ファンドに絞るべきと考えました。 以下、各ファンドと私のコメントを載せます。 国内債券ファンド-リターンは低いが安全性が高いので、ある程度保有を勧める。 外国債券ファンド(為替ヘッジ有)-成長性・金利の観点から国内債券よりオーバーウエイトを勧める。 外国債券ファンド(為替ヘッジ無)-為替変動の影響が大きく、債券の値動きやインカムゲインを打ち消してしまうリスクがある。保有すべきでない。 国内株式ファンド(日経225)-最近20年間のパフォーマンスは悲惨だが、長期投資と考えれば保有してもよい。ただ日本の将来に悲観的なら保有しなくてよい。 国内株式ファンド(アクティブ運用)-アクティブ運用のため、不要。 国内株式ファンド(フィデリティの小型成長株ファンド)-成長企業投資のため日経225よりオーバーウエイトの保有を勧める。 外国株式ファンドー国内成長株ファンド同様、保有を勧める。 また、これは仕方のないことですが、最近1年の運用成績は国内債券、外国債券(ヘッジ有)以外は、全て酷い有様で、これを見てしまうと全額定期預金という選択をする人も相当数いるのかなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.27 23:30:42
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