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節約家計でバラ園生活

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ファイナンシャルプランナー&福祉住環境コーディネーターです。
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2013年11月12日
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タレントのイモトさんが「世界の果てまでイッテQ!」の登山部メンバーとともにネパールの標高8163mのヒマラヤ・マナスルを10月2日に登頂した特番を見ました。

いつかはエベレストへという企画で始まったこの登山部の歴史は、最初からすべて視聴しています。

イモトさんをはじめ皆さんが無事に登頂下山したこと、本当におめでとうございます。

この企画を見ていて私が一番に思うことは、イモトさん自身が「山が好きで取り憑かれてるわけではない」という気持ちが画面を通して強く感じられること。

女性が1か月も入浴できず、トイレもない中で生活をし、マイナス10から30℃の中で過ごさなくてはいけない過酷さは想像を絶します。

マイナス10℃のテントの中でも「天国だ」と感じられるような山好きで登ることが夢である人は気分も高揚するでしょうが、イモトさんは同じように感じることはできなかったようです。

イモトさんは今回事前の自己管理が悪かったのかもしれませんが、気圧差で歯痛に耐え切れずベースキャンプからヘリで下山(60万円かかる)して前歯の抜歯をすることも余儀なくされました。

イモトさんの他に女性が2名いたことは心強かったでしょうが、寒いし1時間おきに目覚めるというテントの中で何度も涙を流していたイモトさんの心の中では、相当葛藤があったように私には思えました。

身体能力の高さ、人柄、年齢、そして運もあるからこそ抜擢されたのだと思いますし、それに応えているイモトさんをすごいと思いますが、彼女自身の気持ちやそれを見守るしかないご両親のお気持ちはこの次に企画されているエベレストへと向いているのでしょうか?


私がイモトさんと同年齢のとき、山好きの主人に誘われて穂高や立山に登ったことがあります。高尾山などのハイキングやツアーで富士山に登ったことがあるぐらいの初心者の私にとって、本格的な山登りは行ってから後悔しました。鎖場や岩場を手足で降りるときの恐怖、でも途中でやめることはできない。たしかに頂上に登ったときの景色と爽快感は登った人だけが味わえる至福の時でしょうが、それもわずかな短い時間。私はどちらかといえばテレビの映像で味わうだけでも十分なほうで、山好きな主人でさえも8000m級の山に登りたいとは思わないと今朝言っていました。

イモトさんを見ていたら、溝口あゆかさん著の本【「やりたいこと」が見つかるスピリチュアルマップ】の中の言葉を思い出しました。

「その仕事は、やる気が起きないけれど、みんなが私の能力をかってくれているのだから、期待を裏切るべきじゃない。受けよう」

これはハート(心・感情)が伝えているのではなく、頭が正しいといっているマインドトークを選んでいるそうです。

自分の心が無意識に楽しい、わくわくすると体に直接感じることに従って生きることができたら、自分が本当にやりたいことが見つかるかもしれません。
その助けとなるスピリチュアルマップの書き方がこの本にくわしく載っています。
子供が大きくなり今後自分の将来を模索している私ですが、マップを書いてみて初めて自分にとって大切と思っていることは何なのか、単語が目に飛び込んできました。今後は頭で考えるのではなく、心が望む生き方を選択していきたいと思うようになりました。

山そのものに登ることよりも、ともに過ごす人との交流やふれあいが大切だから気が進まないけど登るという選択を過去にした私ですが、エベレストはそんな考えで登ってはとても危険な山ですよね。

イモトさんをはじめ登山部の方々には番組や視聴率のためではなく、心から望んでエベレストに登ってほしいです。そうでないならば、バラエティ番組に出演しているタレントの方に選択する権利を保証してあげてほしいと切に願います。苦しい思いをしたからこそ成し遂げられる危険を伴う登山をするのはタレントの仕事ではないのではないでしょうか?イモトさんが心から望んでいらっしゃるのか、登山家を目指されるのなら応援したいと思いますが。








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最終更新日  2013年11月13日 18時15分15秒
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