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節約家計でバラ園生活

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ファイナンシャルプランナー&福祉住環境コーディネーターです。
中越&中越沖地震の経験や親の病気・介護を通じて学んだことを生かして、こころのバリアフリーのお手伝いができたらと思います。
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2014年02月01日
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昨日め以子が肉屋から担いで買ってきた大量の牛肉、どうさばき、どのようなセリフが飛び出してくるのかと、興味を持って主人と8時からの放送を字幕で見ました。

「あれでいくらするんだろうね。悠太郎さんの給料そんなにいいのかな?」
「昔は今ほど牛肉は高くなかったんじゃないかな?」
「あのご時世に大名行列のように見せびらかしたんだから、おすそわけするよね?あの時代まだ冷蔵庫だってないでしょう?」
「フィクションなんだから。深く考えちゃいけないんだよ。」

私が設定や時代考証のようなものを突っ込むと、主人はいつもフィクションだからで話を終わらせます。

東京編では毎朝家族が笑顔で食卓を囲んでいて、見ている人があきれるぐらいうれしそうにご飯を食べるめ以子の食べっぷりは悠太郎ではなくてもさわやかでこちらも笑顔になりました。
「ごちそうさん」というタイトルらしく、家族愛たっぷりの朝ドラ王道のドラマなんだなと思って第1回から欠かさず家族でみていました。

しかし、大みそかの出産後すぐ正月料理の説明を披露したり、亜貴子さんが「下ごしらえ」したという発言、そして先日悠太郎がいった「代用品」というセリフ。どうしても台詞や演出にひっかかるところが多くなってきて、最近では録画を見返すことはなくなりました。

そして、自分が違和感を感じるのが何なのか、今日め以子の「食べさせる」という台詞ではっきりわかりました。

それは昨日魂が震える話という実話をもとに書かれた本を読んだから気づけたのだと思います。

忘れられないクリスマス】では、

貧乏だからドラ焼きの上にローソクを立てて、シャンパンの代わりにコーラでお祝いをした夫婦と子供たち。
そんな状況でも幸せだと感じられる夫婦愛が綴られていました。

いつもガタガタ

いつも自分で髪を切っていた父親の髪型に不満を持っていた息子。
葬儀のときに母から聞いたその理由は、けっして息子には語らなかった深い愛情が込められていました。

おかんの弁当】では、

高校最後の日、弁当箱には毎日欠かさず弁当を作ってくれた母から息子へ感謝のメッセージが入っていました。

このように、facebookで21万人のいいね!を集めたお話が詰まったこの本を読むと、自分を振り返り涙が出るとともに、自分の周りにいる人々に感謝する気持ちが自然と湧き上がってきます。

でも、め以子の「食べさせる」という台詞は、自分がみんなを食べ物でどうにかさせてやるという自信からくる傲慢さを感じてしまいます。
予告でも「行かせてみせますから。わたしのごはんで。甲子園」といっていましたね。

私自身もめ以子のように、子どもに対してすぐ「○○してあげるから。」という口調を今まで使っていたことにはっとしました。

相手を思う気持ちはたとえ相手が気づかなかったとしても変わることはありませんよね。押し付けがましく言い続けていたら、かえって相手にプレッシャーを与えることとなるかもしれませんよね。

自分の気持ちよりも相手の気持ちを尊重する。
見返りを求めるのではなく、無償の愛を注ぐ。
そんな関係を夫婦・親子・友人などとこれから築いていけたらなあと思います。

本を読んだだけではなく、このドラマを見たことでそういう気持ちになれたのだとしたら、本にもそしてこのドラマにもその点だけは感謝ですね。

め以子が今日から「ごちそうさん」とあだなされるようになった展開には?と感じてしまいますが。
美味しいものを食べさせることが幸せではなく、自分が作ったものを食べてくれる人がいることがありがたいと感じるような登場人物の描写を今後見せていただきたいと望んでいます。

日々目にするもの、ニュースであれドラマであれ本であれ、少しでも気になることがあったとき、どうして気になるのかな?とちょっと考えてみるのもいいのかもしれませんよね。
イライラしたり反論したくなることほど、自分の何かが投影されているのかもしれませんしね。
たとえそのとき理由がわからなくても、いつか納得できるときがくるかもしれません。

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私も毎朝読ませていただいています。
ゆう けい さん、毎日いろいろな気づきをいただき、ありがとうございます。





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最終更新日  2014年02月03日 10時55分07秒
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