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カテゴリ:書籍・コミック
市川海老蔵さんがブログで紹介され、30万人が涙した感動実話5話が書かれている「心に響く小さな5つの物語」。
フェイスブックでこの本のことを知り、1月9日に開設されたという公式HPをのぞいてみました。 挿絵を描かれている片岡鶴太郎さんや武田双雲さんなどの感想コメントにまず心惹かれました。 つぎに、平成22年に開催された感想文コンクールに出品した7歳から18歳の学生の中で受賞された中学1年生と3年生の感想文を読み、「春に中学に入学する娘にいいかも」と思いました。 続けて、立ち読みコーナーで「第5話 縁(えん)を生かす」を読み始めてみると、いいところで終わっています。 続きがとっても気になった私は、すぐさま注文しちゃいました。 そして、さっそく届いた本を娘と読み合いました。 77頁で字も大きいので、娘も30分ぐらいで読み終わりました。 5つのお話の中でもとりわけ私と娘が同時に印象に残ったお話は、やはり最後の第5話。 小学5年生の男の子と女性担任教師のお話は、読み進めていくうちにどんどんと心の中が温まってくるような気持ちになりました。 小学6年生の次女にとっては小学3,4年生のときに担任をしていただいた女性の先生、そして専門学校1年生の長女にとっては中学3年生のときの保健の先生、このお二人の先生方に娘たちがそれぞれ精神的に大変だった時期にご指導いただいたご縁には、本当に感謝しています。 学校では大勢の子供がいますので、一人一人の生徒に先生が目を配ることは本当に大変だと思いますが、先生がかけてくださった言葉や自分の話を聞いてくださった思い出は娘達にとって貴重な財産となりました。 お二人ともすでに他校へ転校されて直接お会いする機会はありませんが、偶然長女が市内で先生に会ったとき、4年たっていましたが自分のことを覚えてくれていたととても喜んでいました。 自分がうれしかったこと、ありがたいという気持ちを教えてもらったら、今度は誰かにその気持ちを伝えて、そして誰かからも喜んでもらえるような人に育ってくれたら、先生方へのご恩に報いることになるのではと親として感じています。 この本を読んだ娘が、その気持ちをずっと忘れずに成長していってくれたら本当にうれしいです。
最後に、このお話に共感された片岡鶴太郎さんが描かれた絵はとても優しくてお話にぴったりですね。表紙のワンちゃんの愛らしいこと。 鶴太郎さんは右利きですが、絵を描くときはわざと左手で描くそうです。 画家の村上豊先生から言われたことがきっかけだそうです。 「絵はうまく描くことはないんです。下手でいい、感じたことを素直に描けばいいんです」 野口嘉則さん著「心眼力」の中の、「大愚に生きて、魂を込める」より抜粋 「心眼力」の感想につきましては、1月28日のブログをご参照ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月10日 19時00分32秒
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