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カテゴリ:レッスン風景
毎年、発表会で 必ず1人は見かける
「高さを間違えて演奏する」生徒さん。 連弾で、椅子が移動されたままだったり 前の人が 自分の弾きやすい位置に動かしていたりして 本来 ピアノの中央にあるはずの椅子が 右か左に寄ってしまっている事もありますが どちらかといえば 緊張のあまり、おじぎをした後 早く弾こう弾こうと あせって 座ったと思ったら すぐ演奏を始めてしまうため と 思われます。 と いうわけで 椅子が中央に据えられているとは限らない という事を 身を持って覚えてもらおうと リハーサルついでに 実験してみました。 まず、生徒に何も説明せず リハーサルと称し、教室の壁際まで移動して 後ろを向いてもらいます。 ↓ 音をたてない様 注意して ピアノ椅子を 1オクターブ分スライドさせます。 この時、私の位置から判断できないように 私の座る位置も変えるか、立っておきます。 ↓ 生徒に声をかけて こちらを向いてもらい いつものように リハーサルスタート。 【おっちょこちょいな感じのA君の場合】 当たり前のように、そのまま座って演奏。 曲の後半あたりになって、ようやく「あれ???」 【ぽや~っとした印象のBちゃんの場合】 座る途中で、即 気が付いた模様。 ただし、椅子を動かすことなく そのまま、強引に端(本来の中央)に腰掛けて演奏。 【天然な感じの C君の場合】 試しに、この子だけ左(低い方)へ動かしてみたら あっさり看破されたので 「ごめん ごめん、やり直すね」と 今度は右にスライドさせてみたところ 疑うことなく 引っかかってくれました。 こうして鍛えられていく生徒達。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月17日 06時45分12秒
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