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カテゴリ:レッスン風景
バッハのインヴェンションに入る前には やさしいバロックの小品を 弾いて ポリフォニーの音楽に慣れてもらうようにしています。 とはいえ、それまでのレッスンでは 『旋律と伴奏』の音楽しか 経験していませんから 「主旋律と対旋律」の音楽は 初めて体験する生徒さんには 戸惑うもの。 小さい生徒さんに 主旋律・対旋律を教える時には 「主役のメロディーと、それに重なっても綺麗なメロディー」 と 説明します。 (バランスこそ変わりますが、どちらも『歌う』ように 弾かなくてはなりませんから。) と 口で言うより、やってみせた方が すぐわかりますね。 【実験材料】 『三匹のネズミ』/『フレールジャック』 この2曲を 右手と左手それぞれで 同時に弾いてみせます。 イギリスとフランスは あまり仲良くないイメージですが この2曲は とっても よく合うのです。 しかも、どちらも輪唱できる曲なので カノンとしても活用可。 どちらかというと、生徒さんは 知っている2曲を 同時に両手で弾く、 という事に感心してくれますが まあ、興味のきっかけになれば それでよし。 ちなみに 『三匹のネズミ&フレールジャック』コンビほど きれいに合うわけではないのに 受けがよい組み合わせは 『チューリップ』&『誠城寺(しょじょじ)のタヌキばやし』 何故か皆 こっちばかり頑張って弾こうとしてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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