|
カテゴリ:先生の日常
調律師さん、捕まりました。 人気のある方なので、連絡が取れても すぐには来てもらえなかったりしますが 今回は、たまたま 私の休みと 調律師さんのスケジュールの空きが お盆前に ぴったり合いました。ラッキーです 自宅のグランドピアノは、家へ来た新品の時から もともと華やかな音色だったのですが 時を経るうち「きらきら」に 磨きがかかり 更に、それにムラが出てきてしまいました。 「きらきら」の音の中に 部分的に、にぶーい音色が混じる。 タッチも 違う。 こういうピアノで、レガートに美しく歌おうとしたり 狙ったバランスで 和音を響かせようとしても コントロールが利かないので 練習中 ストレスがたまってきます。 初め担当してくださった調律師さんは 直そうと努力してくださったのですが 何度がんばっていただいても、改善できない。 で、一度 他の人に見ていただいたら 別の視点から、原因がわかるのではないかと 現在の方に来ていただいたのです。 そうしたら、一回で直ってしまいました。あら? どうも、前の調律師さんは アクションの動きに原因があると考えて そこばかり 触っていたようでしたが 実際のところ、ハンマーの先にも原因があり 音色の違いが 弾き方を変えてしまい アクションにも影響した、という事らしいです。 問題がある時、 原因が一つだけとは 限らないのですね。 いろんな視点で、原因を考えなくてはいけない。 なんだか レッスンと同じだなあ と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|