|
カテゴリ:レッスン風景
久々に、校歌を歌う子が出現しました。 (私のクラスでは、テキストを忘れた あるいは宿題をしないで 何も弾けない場合 「校歌を弾く(または歌う)」というルールです。) 今回の生徒さんは、小さい男の子で 本は 全部、持ってきてくれていたのですが 教室に入ってくるなり 「全然 練習してへん」と 元気良く宣言してくれましたので 『了解』と。 大抵の子は、急に校歌を弾いてと言われても 「…あれ?どんなメロディーだったっけ?」と すぐには弾けず、ぽつぽつ探り弾きするか 自信無げに、危うい調子で歌ってくれますが この生徒さんには、びっくり。 音感がすごく良くて、ピッチとリズムが正確です。 どんなメロディーなのか 歌だけで、ちゃんとわかります。 その後、次回のために 予習を兼ねてレッスンしましたが 今度 宿題を忘れないためには どうしたらいいか、 話し合いました。 生徒「えーと、宿題を メモしておく。」 私 「でも、私が毎回 宿題帳にメモをとっているよね? それでも やらなかったってことは、 書くだけでは 意味がないのでは?」 生徒「…毎日、宿題帳をチェックして練習する。」 私 「で、それでも忘れたら 来週は 今日より大きな声で 校歌を歌う、と。」 生徒「はいっ」 ちなみに、私 内心、もう一回忘れてくれないかな、と期待しているのです。 そうしたら 校歌を 五線譜に書いてもらおうと考えておりまして♪ 「聴音と、記譜の勉強ができて、一石二鳥」 を、狙っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|