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カテゴリ:レッスン風景
レッスンが終わった後、 「バイバイ、またね~」 「さようなら、また来週!」 と 口々に挨拶して帰っていく、グループの生徒さん達。 一方、個人レッスンの生徒さん達は 大抵、 「ありがとうございました。」と言って帰っていきます。 グループレッスンと個人レッスンの ちょっとした違い。 私は もともとグループ出身ですので 別段「ありがとうございました」でなくとも こちらの かける「さようなら」に 「さようなら」とか「バイバイ」と、 普通に 挨拶を返してもらえれば かまわないのですが 気がつくと、ほとんど皆 そう言って帰っていきます。 大きい子はともかく、ほんの 小さい子まで。 常日頃、使わないであろう お別れの挨拶に『ありがとうございました』。 小さい生徒さんが、レッスン終了後 元気よく「さようなら!」と言って 帰ろうとすると 付き添っているお母様が、即 ダメ出しなさいます。 「先生に『ありがとうございました』は ちゃんと言わないとダメでしょう」 …いえ、ダメって事はないのですが… (よくわからないけれど、そう言う決まりらしい) という表情で、 『アリガトウゴザイマシタ!』と言う 生徒さん。 礼儀として、形から入るのも 悪くはありません。 でも、私個人としては 本当に「ありがとう」の気持ちが出てきた時に 言ってほしい、大切な言葉なのですよね…。 というわけで 最近では つい 「挨拶は、『こんにちは』と『さようなら』 が できたら十分ですから。」 と お断りしてしまいます。 大丈夫。 レッスンを続けて、 本当に レッスンを大切に思うようになったら 「ありがとう」は ごく自然に口から出てきます。 「ありがとう」という気持ちが全然出てこないなら、 それは それで、全然かまわない。 少なくとも、その原因は その子ではなく、私ですしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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