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(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。
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昨日、ぷりさまの息子さんの武勇伝を読んで、 なんて 頭がやわらかいの。 と 感心いたしました。 こどもの思考は 柔軟で 時に 大人の思いもよらない発想が飛び出します。 レッスンをしていると、「あ、そっちじゃない」という方向へ 発想が進んでしまうなんて、日常茶飯事です。 音符って、丸い部分(符頭:たま)が五線のどこにくるかで 音や高さを示しますが ○ のように、 線の音(線が貫通している形の音符)を書いてもらおうと 「線の上に ○ を書いて」と声をかけたら ○ と書かれた。こんなのは、よくあることだそうです。
この話を聞いてからというもの、レッスンでは 『串団子のように、( ○○○ )線に刺さるように!』 と、強調することを 忘れない。 ドレミドと並んだ音を読んでもらったら 「ド、レ、ミ、…わからない」 最初と同じ音なのに? 「ここで、もう 一回ドは出たから。」 一回使われた音は、もう出ないと思っていたのですか… 全音符が 印刷されたページを見せながら 「まねして 書いてごらん」と言うと 大人なら、鉛筆で くるりと 1重丸を書いて終わりですが 子どもは まず、一つ丸を書いて 次に その中に もう一個丸を書いて 二重にし、 間を黒く塗りつぶして、『太線の白たま』を作る。 場合によっては 中の丸が小さすぎて 黒い丸の中央に かろうじて白い丸が残っている状態に。 …確かに、印刷された 全音符や2分音符って 装飾的な理由と 読み取りやすさのために 部分的に線が太くなっています。 うん、あなたは とても正しい。 とはいえ、白タマ音符が出る度に この書き方をしていては 時間がかかって、本人が大変ですから 「あなたは、実によく見て 丁寧に書いてくれた。 ただ この書き方は、とても時間がかかって大変だから 楽な方法も 教えておくね。 (くるりと一重丸を書いて)自分で書くときは、これでOK。 速く、たくさん書けるでしょう?」 と、納得していただきます。 (生徒さんが書いた音符は直しません。正しいですから。) 生徒さんが、こちらの意図と 違う事をした時。 大抵、生徒さんの間違いではなく こちらの説明不足か、言い方がまずいのです。
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