|
カテゴリ:レッスン風景
音楽教室へ習いにくる生徒さんの中には
『前に習っていたことがあります』 という方が 結構いらっしゃいます。 また始めたい、という気持ちはとても嬉しいことですが いざ再開するとして、どこから始めるか。 これがエレクトーンとなると、ややこしく、 ピアノなら『バイエルは終わっています』とか 『ソナチネ弾いていました』と聞けば、 ああ だいたいこのくらいまでは理解しているな、 と わかるのですが、エレクトーンだと それこそグレードを持っていないと ピアノほど一般的な教本があまりないのでわかりにくい。 何しろ同じ曲でも いろんなレベルの楽譜が出ていますから 「『となりのトトロ』を弾きました」と言われても それが 7級アレンジのトトロだったのか サポート演奏付き、初級アレンジのトトロだったのか (↑補助的な伴奏やハーモニーなどが入って豪華になる) よく確認しないと えらいことになります。 ごくごく初級のことしか習っていないのに 発表会用には 頑張って難しめの曲を弾いていて そこで、先生を変わった場合。 最後に弾いた曲はこれです、と その難しい曲を見て じゃあ、このくらいのレベルね、 と テキストを選び、いざレッスンを始めてみると あれも知らない、これも知らない。あれとなります。 先日移動でやってきた生徒さんも、そんな1人で 私の前の先生が、このくらいねと用意した本は その子にとっては 難し過ぎた。 それで1年くらい、無理にレッスンしていたものだから だんだん練習しなくなってしまったらしいのです。 どこからなら、無理なく自分で練習できるのか。 基本的なことから一つ一つチェックしてみると 今使っているテキストより、3つくらい前の段階でした。 とりあえず、今使っているテキストはお休み。 違うシリーズのテキストを用意して、 (繰り返していることを意識させないため) 基本を きちんとやり直すことにしました。 自力で無理なくできる力が付いてきたら 今の本に帰ってくるからね。 と、約束して。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|